淀川水系河川整備計画の策定に向けての取り組み

皆さまからよせられたご意見と回答

ご質問   大阪府守口市 / 西岡 孝

【2008年1月28日付のご回答に対する質問 】

平成20年1月13付の私の疑問にご回答いただき、ありがとうございました。
おかげさまで、ウオーターレタスの取り残しも無くなりました。
友人たちも喜んでいました。
又、調査に使われた残土、残土嚢は次期調査のためと理解しました。

回答書には本年も4、5、6月にワンドを仕切り調査を行うと書いてありましたが、なぜ4、5、6月に行わなくてはならないのでしょうか?
昨年の4、5月に、「河川環境管理財団大阪研究所」によってワンドを仕切り調査が行われました。
5月6日雨の日曜日仕切られたワンドで、鯉らしき魚卵が数千個生みつけられているのを確認しましたが、(私が確認したのはワンドの一部だけでワンド全体では数万個になっていたと思われる)翌日ワンドを見るとポンプにて水は汲み出されて半減し、水色は茶色に濁っていました。
それらの魚卵は、全て死滅したでしょう。無残な光景が今も私の目に焼きついております。
河川環境管理財団には、上記の様な結果になると、ワンドを仕切った時点で抗議の電話をしたのですが、「先生方に相談した」と言うだけで要領を得ませんでした。

調査を発注した国交省の担当者、請け負った財団の担当者、アドバイザーの学識者は調査を立会したと思いますが、あの日は、ワンドの水は清んでおりだれでも魚卵に気がついたでしょう。
気付いていながら、なぜ調査を続行したのですか?
人間的な感情と、普通の常識を持った者なら、その日の水抜きを中止するか調査を延期したのではないでしょうか。
4、5年前に鯉、鮒が激減しており、ふやすための産卵調査と称した調査を同じ次期(4、5月)に2年間にわたり行われました。
この様な調査をするということは、4、5月は魚類の産卵期であることをあなた方は知っていながら鯉、鮒の産卵調査を行ったのではありませんか?
知っていながら魚類を減らすような方法で調査をするのは、なぜなのでしょうか?
魚類を減らしてまで行わなければならない重大な理由があると思いますので、ぜひお聞かせください。

昨年11、12月に行われた調査は、4、5月の非人間的な調査の反省の意味から検討した結果、水生生物、水生昆虫、魚類、貝類の活動が比較的少ない11、12月に行われた者と思っていたのですが、回答書を拝見すれば今年も4〜6月に同じような調査を行うとのことですが、一体どうした事でしょうか。
まったく反省の姿勢が見えないのですが。

長々と書きましたが、次の質問にお答えください。
水生昆虫、魚類、貝類等の繁殖期(4、5、6月)に環境を替え、繁殖行動を犠牲にしてまで調査を行う理由。

そろそろ今年も、魚類の繁殖期に向けての行動(本流からワンドへ)が始まります。
11番ワンドと10番ワンドを仕切った土砂を取り除き、元どうりに復旧するよう「河川環境管理財団」に指示してください。
魚類の産卵場所、稚魚の成育場所(ワンド)への移動通路です。

調査をするのが悪いといっているのではなく、時期が悪いといっているので誤解無きよう願います。

回答

 ご意見有り難うございます。

 ご質問の4〜6月の繁殖期に行う調査は、コイ・フナ類など魚類の産卵促進と孵化後仔稚魚の外来魚からの保護を目指して行います。

 コイ・フナ類の繁殖に関して、これまで当所で行われた調査・実験で得られた知見としては、水深の浅い水辺が出来る程度に水位上昇が起こることで、それが引き金となって産卵が促進されることが判っています。

 この時出来る、水深の浅い水辺は産卵孵化後の仔稚魚の避難場所ともなります。つまり、水深の浅い水辺となる場所を広く確保することは、あらかじめ産卵する為の場所を確保し産卵に備える意味と、仔稚魚が成長し外来魚などの食害から逃れられる程度に遊泳力が付くまでの間、逃げ場所を確保する2つの意味があります。

 なお、産卵が確認された際には、その水位を孵化までの3〜5日間、余裕を見て1週間程度一定とし、孵化が確認された後には次の産卵と孵化した仔稚魚を外来魚などの食害から保護する目的で低く保ちます。

 また、ワンド内の水位を低く保つ為に仕切りを設けておりますが、その高さは降雨等により水位が上昇した時にはその上を超える程度の高さです。その為産卵の際にはワンド内に入る水とともに魚類が侵入することを想定しております。