淀川Q&A
河川の利用について
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うなぎの遊漁に関して 絶滅危惧種 (2013年02月09日(土)大阪市/会社員)

環境省は2013年02月01日、不漁が続く天然のニホンウナギを「絶滅危惧種」に指定。
生息環境悪化や食用向けの大量漁獲が原因で、「近い将来に野生での絶滅の危険性が高い」と判断されたからです。

ここ数年、淀川でとれた天然ウナギをブランド化する動きが進んでいます。
大阪市漁協は伝統漁法の"しきび漁"で漁獲量を抑え、資源を保護しつつ特産品としてアピールするとのこと。

報道では、淀川にウナギが多く生息しているように言われていますが、実態調査が伴っていない以上、一時期あまりにも汚くなったために漁業が崩壊。捕獲圧低下の中で最近、少し水質がよくなったためにウナギが戻ってきたように見えるだけではないでしょうか。
「沢山獲れる」といっても漁獲が本格化する前のレベルと比較しなければならないので、意味がありません。

それを知ってか知らずか、昨年テレビで報道されてからというもの河川にはウナギ仕掛けが乱立倍増。
しかも潮の引いたタイミングで目視出来たり、遊漁者が船に引き上げている大半の仕掛けは"しきびの束"などではなく乱獲可能なプラスチック製の漁具です。

「ウナギは良い小遣い稼ぎになる」
資源保護しつつ特産品としてアピールしていこうと努力している漁協とは別に、資源保護や生物多様性を顧みず、倫理観の欠片もない業者が根こそぎ乱獲しているのも現実。

河川事務所は淀川におけるウナギの遊漁の(小遣い稼ぎを含めて)実態を把握されているのでしょうか?
報道以来、淀川河川内に倍増乱立するウナギ仕掛けを見るに、かなりの漁獲圧が掛かっているように見受けられます。

環境省が天然のニホンウナギを「絶滅危惧種」に指定した今、淀川においても親ウナギ捕獲の可否を遊漁者の倫理観に任せるのではなく、一刻も早く行政側で規制すべきです。

「資源保護」や「生物多様性」の観点から、淀川のあちこちに張り巡らされた仕掛けを一度撤去した上で、漁獲制限を設け、淀川うなぎの乱獲を防いでいくべきではないでしょうか。

2013年02月13日(水)

ご意見ありがとうございます。

淀川河川事務所では、淀川大堰の魚道においてウナギの遡上を確認しており、魚道にウナギなどの底生魚に配慮した木工沈床を採用するなど多様な生物が生育できる環境を目指した取り組みを行っています。

魚釣りの規制については、河川は、公共のものとして、原則として誰でも自由に利用することができることから、排他的・独占的な使用や、工作物(堰や水門、橋など)の設置などを除いて、利用をむやみに規制することは出来ません。
また、淀川河川事務所では、ウナギ漁の実態は把握していません。

漁獲制限については、漁業法に定められる漁業権や、例えば大阪府で定められている「大阪府漁業調整規則」が関係すると思われますが、漁業権の免許や上記の漁業調整規則については大阪府が担当していますので、詳しい内容は大阪府水産課(06-6210-9613)に直接ご確認ください。

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