あとがき/日本野鳥の会



イメージ画像日本野鳥の会京都支部は長年、探鳥会などを通して桂川にかかわってきましたが、どちらかと言えば野鳥の種類と数だけに目を向けてきたように思います。

しかし、生物多様性についての論議が盛んになるにつれて、環境という視点も加えて桂川を見直そうと1996年から有志で調査を始めました。

それ以後、現在も周年にわたって調査を継続しています。調査に参加する会員も年間延べ約180名にもなり、当会の重点的な活動のひとつになっています。

このような私たちの活動を国土交通省にも紹介していたところ、この度、桂川流域に生息する野鳥の生息状況、その背景となる植生などにも留意した調査を行い、その成果について写真を中心とした冊子に作成するよう依頼を受けました。

私たちとしては調査活動の発表の場を与えられたことに感謝し、力不足ながら喜んでお引き受けすることにしました。

本冊子は桂川で見聞できた野鳥と河川敷などに生育する野草の写真、並びにそれらの調査データなどを収録しています。完全なものでなく多々欠点もあると思いますが、一般市民のみなさんにもご利用いただけるように工夫したつもりです。

桂川は京都市街地に接する河川としては最も自然が残っており、今なお野鳥や野草が多く見られ多様な生き物たちが命を育んでいる大切な地域です。

私たちはこの豊かな環境を守るため、今後も調査活動を続けて、その成果をできるだけ紹介していきたいと考えています。

日本野鳥の会京都支部
支部長 田淵 章

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