木津川の自然

砂州地形のさまざまな地形要素=生物の生息場

上流側砂州
上流側砂州


二次流路と砂礫堆   砂礫堆と植生域

二次流路と砂礫堆
→付近にカワラヨモギが繁茂しています。
  砂礫堆と植生域
ヤナギやカワラヨオギ等が繁茂しています。写真は近年増加している外来植物のシナダレスズメガヤ。


下流側砂州

模擬植生の設置


 

広大な砂礫堆に模擬植生が配置されています

広大な砂礫堆に模擬植生が配置されています。

【研究内容の紹介】
木津川は河川であることから、砂州を中心にさまざまな研究が実施されています。

 
凍結コアを用いた河床内間隙の生物調査
砂州中の生態系に関する研究は、いままでほとんど判っていませんでした。研究会では、河床にコアを差し込み液体窒素を流しで、河床を凍らせて砂の中の生物を採集することで、日本で初めて砂州内の生態系の構造を明らかにしました(右;採集されたコア)。

着色土砂柱による
土砂移動の把握

洪水時の土砂移動を把握するために、赤く着色した土砂の柱を設置します。直径50cmの円形で深さ1.2m。
赤い砂がどれだけ洪水で流されたか、どれだけ置き換わったかで土砂の移動が推定できます。
 

 
模擬植生を用いた洪水時の挙動の把握
植生が間隙がありかなり水を通すが、流速を落とす構造物と仮定して、左に示すような模擬植生を設置して洪水前後の周辺の微地形を調査します。また、前面に形成された「たまり」における生物の挙動なども調査しています。
  ※以上の研究は河川生態学術研究会の研究の一部です。他にもさまざまな研究が実施されています。

塩ビパイプを利用したアマガエルのトラップ
アマガエルやアオガエル等の樹上で生息するカエルがシェルターとして利用することを想定したトラップ。大小2つのパイプをセットにして数カ所樹木に設置した。 右はアマガエルが利用している状況を示す。
   

植生と微地形の関係
植生域が成立する場所の地形勾配、比高土壌水分、河床材料などを把握することにより、どのような場所に植生域が成立するのかを調べます。
地形コンター図

土壌水分を支配する物理環境 河床材料分布図


淀川モバイルネットサイトマッププライバシーポリシーヨドリバーネット(リンク集)