平成17年度河川愛護モニターレポート

河川地図
7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月

レポート
7月

1.情報提供事項
河川愛護モニターの委嘱を受けて、まず担当エリアの確認を中心に、右岸堤防の天端の道路を下流から上流に向けて通り、観察した結果を報告する。

  • 担当エリア(淀川本川右岸31.6K〜京都府境)の天端の道路からの目視可能範囲(天端、表・裏法り面、高水敷)は意外にゴミが少なかった。(7/12、22)
  • 31.6K付近の天端の道路にスナック菓子の空袋が2枚落ちていた(7/12)、山崎事務所近くのコンクリートブロックを敷いた高水敷にビニール袋が放置されていた(7/26)、程度であった。
  • 江川の、34.6K付近の表法り面で、エンジン草刈機で草刈をしている人がいた(7/12)。

暑い日だったので、麦藁帽子と黒い下帯のみのスタイルで、職員又は委託業者とは思えなかった。島本地区の運動施設脇なので、雑草が伸びて不都合だと思うが、誰でも勝手に手を加えて良いのか。雑草を刈り取るくらいは自由なのか。堤防の草刈(特に川表)はどうなっているのだろうか。

2.担当エリアの確認

2.1目 的
担当エリアの確認、目視可能範囲の状況把握および山崎出張所の確認
2.2実施日
  • 7月12日(火)午後3時〜5時(31.6K〜京都府境)
  • 7月22日(金)午後3時〜5時(31.6K〜京都府境)
  • 7月26日(火)午後3時〜4時(32K、33K地点)
2.3確認の手段
自転車、徒歩、双眼鏡、デジタルカメラ
2.4担当エリアの状況・所感
  • 担当エリア内の水無瀬川から京都府境までは、国道171号線が堤防の天端を通っていること、担当エリアは、鵜殿のヨシ原の北端、ゴルフ場、運動施設があり、全体に高水敷が広く、水際までは距離があることなど、変化に富んでいることを再確認。
  • 水際には、以前、半分水に浸かった自転車や自動車のタイヤが放置されていたことがあるが、今回は水際まで近づいていないので、未確認。
  • この際、1年間をかけて、担当エリア水際の全踏破を目標。
  • 写真を撮影したが、状況確認程度で、今回は情報提供に関する写真なし。

江川の表法り面で、草刈をしている人がいた(前記、情報提供)が、了解を得ずに個人の写真を撮り提供すると、プライバシーに触れる恐れがあり、写真を撮らな かった。このような場合、今後どうすべきか、教えていただきたい。


点線

8月

1.情報提供
淀川右岸水際確認第1回淀川本川右岸32.4Kから31.8K付近まで(8/10)

  • 水際は石積み・護岸されているが、足場は良くなく転落落下の恐れあり。
  • 水際から少し入ったところにゴミあり。

写真

  • 山崎出張所近くの堰の脇の水際に自動車のナンバープレートの投棄あり。
  • 水門操作ハンドルの壁に落書きあり。

写真

高水敷のヨシは高く伸び、裏法面は除草されていた(8/20)

2.32.4K〜31.8K付近水際(8/10)・高水敷(8/20)の観察
  (自転車、徒歩、双眼鏡、デジタルカメラ)

  • 鵜殿ヨシ原北端から水際に人が踏み固めた簡単な通路あるが、ヨシの背丈が高く、方向が分かりにくい。
  • 河川敷内の通路、地図があれば、拝借したい。また、担当エリアの堰や水門の名前を教えていただきたい。

秋になると河川敷の人も増えると思われるので、人の動きにも注目したい。


点線

9月

1.情報提供事項

淀川右岸の水際確認第2回、淀川本川34.6K付近から32.4K付近までの観察をした(9/8、9/12、9/20)。
9月8日、台風14号の通過後の河川・堤防が気になり、見に出かけた。台風一過の好天であったが、五領川水樋門の堰辺りから見るとかなり増水しており、危険で水際へ近寄れなかった。 石積み護岸、上牧地区低水路護岸の柵の上端、水門操作ハンドル(落書きを先月にレポート)の操作場所まで水没していた。

写真 写真

ただ、水位は低水路にあり、高水敷までには至っていなかった。 増水の他は、五領川水樋門辺りからゴルフ場の下流端のグランド辺りまで(32.4K〜33.2K)の高水敷、堤防の表裏に特別変わったことはなかった。 9月12日、再び五領川水樋門の河口堰辺りから上流・下流を観察したところ水位は平常よりやや多い程度に下がっていて、500m程続く低水護岸に降りての観察が可能で大谷組・奥野組施工のプレートを確認した 。この辺りの水際・低水路に特別変わったことはなかった。

写真 写真

上牧地区低水路護岸の北端辺りからゴルフ場の上流端までは、足場が悪く水際へのアプローチを断念した。特に、ゴルフ場横の高水敷は広く、ヨシや樹木が生い茂っていて足元の確認が出来ず、水際へ近づくことは無理である。水際へは、ボートで水面からのアプローチが安全であろう。丁度この日、ゴルフ場下流端横でゴムボートを使って、低水流量調査を行っていた(9/20)

写真

33.4K付近からゴルフ場と川の間に、自動車の通った道路のような部分があったので、下流方向へ行くと行き止りになり、水際へ向けて人の踏跡があった。これを辿ってみると川面に突き出たプラットフォーム様のものがこしらえてあった。足場用パイプを組み立てたかなり頑丈なもので、河川事務所がこしらえたものだろうか。地図には載っていないようだ。

写真

9月8・12日は、高水敷に人影はなかった。9月20日は、暑さが和らいできたせいか、グランド(33.2K付近)で数組がグランドゴルフ(?)をしており、ゴルフ場ではプレーを楽しむ人、数人が目についた。 ゴルフ場脇の赤い彼岸花が印象的であった。

2.34.6K〜32.4K付近の観察

 

2.1目的

  • 34.6K〜32.4K付近水際・高水敷の観察

2.2実施日

  • 9月8日(木)午前10時〜12時(32.4K〜33.2K付近)
  • 9月12日(月)午後1時〜2時(32.4K〜33.2K付近、水際)
  • 9月20日(火)午前10時〜12時(33.2K〜34.6K付近)

2.3観察の手段

  • 自転車、徒歩、双眼鏡、デジタルカメラ

2.4観察した場所の状況・所感

  • 台風通過後の増水の様子が観察できた。
    台風14号がもたらした多量の雨を集めた河川の水位上昇で、普段何気なく見ていた上牧地区低水護岸の高さ70cm程の柵が完全に水没し、石積み護岸、対岸の低水路の砂地は全く確認できず、水量の多さに圧倒された。しかし、高水敷は大変広いので、増水が高水敷を満たし堤防を越える場合があるとしても、その水量がどの程度のものか全く想像できないぐらい巨大な量だ。
  • ゴルフ場横の高水敷には手付かずの(?)自然が残っており、どのような動植物が棲息しているのか、考えるだけで楽しい。是非このまま残してほしいものだ。
  • 当初考えた、「担当域水際の全踏破」は、早くも崩れたが、無理して水際近づくことをやめよう。事故を起こしたら河川事務所などに多大の迷惑をかけることになる。
  • もし、山崎出張所でボートを出す機会があったら、乗せていただいて低水路(川中)から水際を観察することは出来ないだろうか。

以上


点線

10月

1.情報提供事項

これから、担当エリアを分割して、高水敷と堤防の川表と近隣の人たちのかかわりを主眼に観察する。
淀川右岸の、31.6K付近から33K付近までの高水敷と右岸堤防の川表の観察(10/13、19、26)をした。ところどころに、白いプラスチック製(PE?)の買い物袋や紙くずが落ちていたものの、それほどひどい汚れはなく、変わったところもなかった。園芸にでも使うのだろうか、ヨシを一束刈り取って自転車で持ち帰える人がいた。
ただ、五領川水樋門の水際に下りる下流側の階段脇に焚き火の跡があった。焚き火をするには不自然な場所だと思う。

写真

高水敷は淀川の自然に親しむ良い場所で、散策の人もいるが、焚き火をして良いのだろうか。季節がよければ、バーベキューパーティーを出来る場所もあるが…。
すっかり秋めいてキリン草(セイタカアワダチソウ)が咲き始め、ヨシも白い花を開き始めていた。

写真

 

2.31.6K〜33K付近の観察

 

2.1目的

  • 31.6K〜33K付近の高水敷・堤防の観察

2.2実施日

  • 10月13日(木)午後2時〜3時(31.6K〜32.4K付近)
  • 10月12日(水)午後1時〜2時(32.4K〜33K付近)
  • 10月26日(水)午前2時〜3時(31.6K〜33K付近)

2.3観察の手段

  • 自転車、徒歩、双眼鏡、デジタルカメラ

2.4観察した場所の状況・所感

  • 高水敷は、近隣に住む私たちの「身近で自然に親しめる場所」である。水際と違って、かかわりが深いので、「私たちのとかかわりを主眼に」担当エリアを分割して観察する。
  • 堤防・高水敷は、斜面が多いので安全とは言いがたいが、自己責任の下での出入りは自由と考えている。キャッチボールなどの運動についても個人が楽しむ程度では、グランド以外でも許容されると思うが、如何だろう。
  • 高水敷での火気使用(焚き火、ヨシ焼きは別)は許されないと思うが。また、高水敷で催し物をすることは出来るのだろうか。これらの点を教えていただきたい。
  • 機会があるときには河川愛護モニターであることを話しているが、今までのところ、淀川周辺に対する要望などお伝えできることは聞いていない。

以上


点線

11月

11月9日(33.4k〜35.4k)及び25日(31.6k)
堤防川表・川裏及び堤防からの高水敷の観察

  • 川表は紙くずが落ちていて残念だが、島本町のミニ公園や遊歩道は河川管理と生活を近づける良い方法だと思う。
  • 五領揚水樋門からゴルフ場管理建屋まで防護用フェンスが張られて工事が始まっていた。五領揚水樋門の出入口フェンスが開いていた。立ち入り禁止明示及び看板を立てては如何。
  • 桂川と宇治川の間の中州に渡ってみたいが、宮前橋を渡って京都八幡木津自動車道を南下する方法以外のルートはあるのだろうか。

点線

12月

1.情報提供事項

担当エリアの堤防川裏、天端を観察(12/08、24)した。JRの鉄道敷地内不法使用実態のTV番組(4ch)を見て気になったので、堤防川裏の状況を中心に確認した。
川裏の小段(と思われる)の道路を含め、裏法面を「占拠」している形跡はなかった。設置された小公園や遊歩道がみられるだけだ(先月報告)。1箇所、島本町化学処理場近くで、ドラム缶利用の焼却場(写真、私設ゴミ焼き機)があったが、目くじら立てるほどでもないだろう。

写真

東上牧や淀の原町のあたりで、裏法面の下部(側帯?)で、野菜や草花を栽培しているところがあったが、官民境界がハッキリしないので、ここが「堤防の敷地(堤内地)」かどうかわからない。しかし、個人の所有地とは考えにくいので、堤内地と思うが…。
堤防の役割は、河川の氾濫を防ぐことが第一と思うので、これに影響を与えるようなことだけは見過ごすべきではない。
野菜や草花の栽培で、土地が空気を多く含みユルクなることはないのか?
堤内地の役割は何だろうか?

2.堤防川裏の観察

 

2.1目的

  • 担当エリアの堤防川裏、天端の観察

2.2実施日

  • 12月08日(木)午後1時〜2時
  • 12月24日(土)午後2時〜3時

2.3観察の手段

  • 自転車、徒歩、双眼鏡、デジタルカメラ(12/24のみ)

2.4観察した場所の状況・所感

  • 上記の4chで放送されたTV番組は、大阪市淀川区のJR貨物船の鉄道敷地内が長年にわたって廃車置き場や畑として勝手に使われている実態と、これを容認して「一部で使用料を取っている」ことが主な内容であった。
  • 担当エリアの堤防川裏で、数本の草花を栽培することなどは不法占拠というほどのものではないが、広い場所を使った野菜の栽培については(もし河川事務所が管理するエリア内なら)十分注意して見守ることが大事だろう。事の大小より「堤防の機能を損なわない」という観点が肝要だ。
  • 上牧町のある場所で、一部の住民が「道路わきの空き地を勝手に使って、畑にしている」と言う声(批判)を聞くことがあるので、堤防付近でも同じ声が出ないように気をつけたほうが良いと考える。

点線

12月

1.情報提供事項

担当エリアの堤防と人々、特に堤防近くに住む人々、の生活との係わりを中心に観察した。 堤防はこの時期除草され、官民境界がハッキリして観察しやすい。生産緑地地区(高槻市)で野菜が栽培されており、大阪府農と緑の総合事務所などの府有地(水路用地)があり、地下には農業用配水管が敷かれている場所のあることを初めて知った。

写真 写真

以前に述べた島本町よし畑公園・遊歩道などが整備され、東上牧・淀の原・高浜地区は堤防と住居が隣接し、ところどころに階段が設置されており堤防へ自由に上がれるようになっている。おおげさな言い方をすれば、堤防は近隣住民と密接な関係があり、生活の一部になっていると言える。
毎回観察時に、河川事務所(と思われる)のパトーロール車を見かけるので、堤防のきめ細かい維持管理がなされていると思われ、私たちは何の心配もなく堤防の直ぐ下・川裏の側で生活している。
堤防の機能や維持管理状況・河川事務所の仕事などを、機会を捉えて、近くの住民に、もっとPRしても良いのではなかろうか。
今月は特段の報告事項はない。ただ、新水無瀬川橋と国道171号の間にタバコの吸殻が散乱しており(捨てたのはドライバーだと思うが)モラルの欠如が嘆かわしい。

2.堤防川裏の観察

 

2.1目的

  • 担当エリアの堤防と人々の生活との係わりの観察

2.2実施日

  • 1月10日(木)午後1時〜2時
  • 1月16日(土)午後2時〜3時

2.3観察の手段

  • 自転車、徒歩、デジタルカメラ

2.4観察した場所の状況・所感

  • ここ数回は生活と堤防との関連を、川裏を中心に観察した。
  • 感じたことは、河川事務所の堤防維持管理が良く出来ていることである。人目につきにくいところでの事務所の方々のたゆまぬ努力があることを実感したことだ。我々のできることは、堤防の機能を損なうことをしない・ゴミを撒き散らさないことぐらいである。
  • 身近な堤防を良く理解してもらうために、小学校の総合学習の時間で行っている環境関連の授業の一環に、河川事務所の方が出向き、話をすることは出来ないだろうか。
  • エコフェスタ(先日行われた「エコフェスタ2006」。毎年この時期に開催されるので、次回は来年。 高槻市主催、たかつき環境市民会議協賛)で、自然豊かな河川敷や堤防(の機能など)の紹介、河川事務所のPRをしては如何?
写真 (ご参考)
私は、「たかつき環境市民会議」のメンバーで、その中の環境講座グループの副代表をしています。

点線

12月

1.情報提供事項

担当エリアの堤防天端から川表・裏、高水敷の管理・改修などを中心に観察した。 高水敷では護岸工事が始まっており、寒い時期とも重なって一般の人の出入りは認められなかった。工事エリアの防護柵内では、重機が稼動しており、工事担当者が忙しく働いている。気候が良くなると近くの人たちが散歩などに出て危険なので(これが理由ではないだろうが)、今の時期がふさわしいのだろう。寒い中をご苦労様だ。

私たち近くに住むものにとって、このエリアは、憩いの場の一つなので、工事完成後にどうなるのか予め知りたい。勝手な言い方だが、自治会を通じて完成見込み図を公表していただけないだろうか。(自治会へは通知済で、私が広報を見逃しているかもしれないが!) 川裏小段の道路は、多くはないものの自動車が通り、便利な道路になっているようだ。

写真 写真

堤防敷は当然河川事務所の管理だが、とすると、この道路は公道でなく、管理は河川事務所の管理する(私)道だと思うが。

2.堤防川裏の観察

 

2.1目的

  • 担当エリアでの人々の動きの観察

2.2実施日

  • 2月6日(月)午前10時〜12時
  • 2月14日(火)午後2時〜3時

2.3観察の手段

  • 自転車、徒歩、双眼鏡、デジタルカメラ

2.4観察した場所の状況・所感

  • 川裏小段の道路が公道でないとすれば、もし交通事故が起きた場合には、どうなるのだろうか。
  • これから暖かくなると、河川敷区域に出る人が多くなり、川裏小段の道路を横断する。今の時季でも寒さに関係なく犬の運動をさせる人を見かけるので、すこし心配だ。ただ私の見たところ、ムチャな運転をするドライバーが少ないのが救いである。
  • 住宅地から小段の道路に通ずる道路が何箇所かある。道路を横断したところに天端に上がる階段が設けられているが、公道に描かれている横断者用のゼブラゾーンがない。小段の道路の役割は堤防の維持管理用で、一般車両の通行が想定外なら当然とも思うが…。私は、ゼブラゾーンを設けるべきだとは思わないが、あればドライバーの注意を促す効果を期待できる。悩ましい問題だ。

点線

2月

河川愛護モニターレポート −3月−

1.情報提供事項
32K付近から34Kあたりまでの護岸工事が、ほぼ終わったように見える。天端から見ると、高水敷の低水路側にアスファルトの黒と枯れ草の薄茶色のコントラストが鮮やかだ。
しばらく工事中であったせいか、人影は少なく、僅かに天端を散歩する人を見かけるだけであった。
今月は特に情報提供することはない。

3月

(写真:工事完了河川敷、構築物)

私が運営委員をしているたかつき環境市民会議が、高槻市から受託して3月4日(土)に開催した「里山フォーラム」が大盛況で、総合市民交流センターのイベントホールが満員になった。
市民の自然環境に寄せる関心の大きいことを実感した。
高槻市は、近畿の大河淀川に接しており、森と水辺にめぐまれている。
鵜殿のヨシ原を守ろうというNPO*1もある。鵜殿だけでなく、淀川河川敷の自然と流域の安全をテーマに、自然環境保護と護岸など調和の取れた保全対策や共生について、同じようなフォーラムを試みることも意味のあることだと考える。
これは提案でなく、私の感想である。
*1:鵜殿ヨシ原研究所 など

2.堤防の自然と人々の共生についての観察

2.1 目 的
担当エリアの自然と人々の関わりの観察
2.2 実施日
3月13日(月)午前10時〜12時
3月20日(火祭)午後1時〜3時
2.3 所感
自然環境を守ろうという人々の中には、開発が全て「悪」だという偏った見方の人もいるようだが、特定地域に住居やワーキング施設が集中する現在、安全対策や経済活動のために自然環境に手を入れざるを得ない。
大事なことは、人間の生活と自然をいかに調和させ、共生するかを考え、これに沿った開発で我々の生活向上を図ることである。
自然環境を守るために耐乏生活を強いるのでなく、自然環境の中で人々が豊かな生活を続けるための知恵を働かせるときだ。
その知恵は、自然を損なわない工事工法などのハードに関するものも大切だが、地域の住民が淀川堤防の自然の豊かさに触れ、楽しみ、憩いの場として意識することなく保全・安全が体感できるソフトウエア作りも、これからの河川事務所の役割と考えてよいのではないか。
完成した工作物の見学会などはその一例で、20日にそれらしい人々(?)を見かけた。
河川敷の工作物から近所の人を遠ざけるのでなく、危険性を理解させその上で周辺を憩いの場として提供し河川管理の重要性を認識してもらう、難しい仕事が多くなろう。

点線

2月

河川愛護モニターレポート −4月−

1.情報提供事項
情報提供事項とは違うが、気になっていることがあるので以下に記す。
33K標識から上流方向へ数mの天端近くの川表に、鉄杭に虎ロープで囲った小さな部分がある。

3月

(写真:虎ロープ囲)

雑草で覆われ、ツル草がロープに絡まっている。近くでよく見ると、小さなコンクリ−トの構築物が見える。触ったらいけないのか、あるいはそのまま置くのであれば、もっとキッチリした囲いをした方が良い。 33.8K標識が痛んでいる

3月

(写真:33.8K標識)


33.2K標識も同じ作りと思われるが標識の上部を補修してある。

3月

(写真:33.2K標識)

前者はかけており、後者の補修はおざなりで、見栄がよくない。たいした費用はかからないだろうから、キッチリ補修すべきだ。距離標識は特別なものなので、簡単に補修することが出来ないのだろうか。
33.2Kから33.8Kまでの標識はほぼ同じ作りで黄色く塗られ、番線を巻きつけてあるものや、ピンクのリボンが巻かれているものを見かける

3月

(写真:33.4K標識)

3月

(写真:33.8K標識)

ゴルフ場近くの天端の道路脇に1〜2箇所、ランニングコースを示すような看板が立っている。

3月

(写真:ランニング看板)

また、よし畑公園近くの天端の道路の川表側に赤色で24から29までのアンダーラインを引いた数字が書かれている。

3月

(写真:28書)

これらは何のためだろうか、使っているのだろうか。 以上は、堤防や河川敷がよく整備されているのに比べると未整備・未整理に思われ、すこし気にかかる。

2.
堤防・河川敷の自然と整備
目 的
天端の道路から見て気になったことの確認
実施日
4月9日(日)午後2時〜3時
4月18日(火)午後1時〜3時
所感
堤防や河川敷は河川の増水などからの安全を確保するという目的に加えて、近隣の住民の身近な散策の場所、正月の凧揚げ会場、ジョギングや時にはマラソンコースなどに開放されていて、副次的にも大切な場所である
  • 距離標識は大切なもの(と思われる)だから、特に整備を十分にして綺麗に保つべきだ。
  • 整備待ち、危険箇所などは、はっきり分るようにするほうが注意喚起になる。
  • 催し物によってはロープを張ったり簡単な明示をすることもあるので、あまり堅苦しいのは困るが、堤防や河川敷の使用を許可する場合、現状復帰を義務付けたらよい(当然されていると思うが)。

点線

2月

河川愛護モニターレポート −5月−

1.情報提供事項

先月、不許可と思われる看板について記した。
同じように、水無瀬水防倉庫近くの高水敷に臨時と思われ、使い終わったとものと思われる矢印看板を見かけた(写真:矢印看板1、2)。
ともに、虎マークのテープを使っていて、なにやら本物そうである。
撤去したらいかがか。

3月

(写真:矢印看板1)

3月

(写真:矢印看板2)

入梅をまじかに控え、雑草が茂る時期にもかかわらず、堤防は大変きれいに草を刈り取ってあり、よい景観だ(写真:天端道路)。
河川事務所の方々の努力に頭が下がる。

3月

(写真:天端道路)

堤防付近はところどころにゴミや空き缶が放置されてはいるが、全体的には綺麗である。

2.堤防・河川敷の道路

2.1 目 的
堤防敷きの道路・通路の状況確認
2.2 実施日
5月9日(火)午後2時〜3時
5月29日(月)午後1時〜3時
2.3 所感
堤防や河川敷は良く手入れされているが、天端、川表・川裏などの道路(通路)の状況を見たいと思い、一番高い天端の道路から観察した。
川裏小段の道路は、一般道になっているとの事で自動車が良く通り、きれいだ。
天端の道路のほか、高水敷に設けられた堤防に平行な道路意外にかなりアチコチへ向かった道路(通路?)があることを、あらためて知った。
夫々河川管理に必要なものだろう。
もう一つ感じたことがある。
担当エリアの下流端あたり(31.6Kあたり)から、35Kあたりまでは、堤防の除草など人手が加わったことが良く分り、手入れが行き届いている。
一方34.6Kあたりから水無瀬川をはさんで府境あたりは、すこし様相が違う。自然に任せた感じがする。
鳥獣保護区の立看板があり、中型の動物も棲んでいそうな感じがし、あまり手を加えないほうが良いのかもしれない。
昆虫と鳥以外の動物は目にしないが、植生は確かに違ってみえる。
国道が接近しており、人影もないので、自然のほうが良いのだろう。
29日は、たまたまであろうが、河川事務所の関係と思われる巡視バス(点検バス?)が、ゆっくり天端の道路を下流に向かって通っていた。

点線

6月

河川愛護モニターレポート −6月−

1.情報提供事項
報告すべきことはないが、ゴルフ場近くの堤防川表で、若いヨシ(?)を選んで刈り取っている人を見かけた。

草刈の人

(写真、草刈の人))

この1年の間に、誰が設置したか分らない看板が撤去され、未整備部分などは整理され、高水敷にアスファルト舗装の通路が設けられ、工作物が綺麗になるなど、大変スッキリしたように思う。鵜殿葭原の端からゴルフ場あたりは人工的な整備がすすみ、ゴルフ場の水際と水無瀬川から上流は自然の状態が守られている。
短い区間だが変化に富んだ自然は好ましく感じられる。
細かく見ればゴミなどを見かけるが、全体的にはたいへん綺麗である。 

2.堤防・河川敷の観察

2.1 目 的
モニター全担当エリアの観察
2.2 実施日
6月23日(金)午後1時〜2時
6月29日(木)午後2時〜6時
2.3 所感
今月で河川愛護モニターを終わるに当たって、月末ギリギリに、鵜殿葭原の碑から阪急大山崎駅あたりまでを時間をかけて観察した。
堤防や河川敷には色々な工作物があり、電気通信ケーブルまでもが埋められている(河川管理用?)
マンホール蓋

(写真、マンホール蓋)


これらがそれぞれの役割を果たして、人々の安全な生活を支えている。
時には、河川敷が運動や憩いの場ともなり、生活に潤いを与える。
このような堤防を中心に改修・維持管理など、日夜努力されている河川事務所の方々に敬意を表すとともに感謝したい。
この1年間、堤防の役割や管理など多くのことを学んだが、河川事務所のお役に立つことがどれほど出来たのか心もとない限りだ。毎回のレポートにていねいな返事をいただき、種々教えていただいた山崎事務所の公手係長に、心からお礼申し上げる。
モニターは終了するが、これからも何らかのお役にたてると思う。
声をかけていただければ、出来ることのお手伝いをするつもりである。
河川事務所の「親派」になった。
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