平成16年度河川愛護モニターレポート

平井モニター
河川地図
7月8月9月10月11月12月1月2月3月4月5月

レポート
7月 モニターとして最初の下調べという軽い気持ちで調査したが、余りの汚染に愕然とした。
桂大橋下流3号井堰付近の高水敷(コンクリート固め)では、ゴルフのアイアン2本、花火の残骸、ポリボトルなど、ゴミの散乱が目立つ。特に打ち上げ花火の大きな筒が2本捨てられている。火災の危険もあり、花火の自粛を喚起したい。
3号井堰では水の落ち口に缶ビールの空き缶、木材の大きな箱の残骸、金属のフレームなどが水の中に放置され、景観を害してる
同所ではダイサギやアオサギなど3,4匹をみたが、ウミガメがビニールを食べて死んだニュースを思い出し、同じ事が起こらないか心配であった。この堰には多くのビニールの切れ端などがあり、決して杞憂ではない。
桂大橋からの河川公園では草が刈られ、整備されているので、橋の下流ほどゴミはないが、それでもスーパーの空き袋、弁当の残骸などが目立つ
桂離宮からの水路が桂川と合流するところには、自転車が水中に放置され、ゴミも多い。

  西大橋下流の川面に近い場所で、ドラム缶にゴミがあふれていたが、焼却はできないのか

西大橋の上流20mくらいの高水敷で、青いビニールの小屋掛け(居住用ではない)のまわりに大小さまざまなゴミが散乱しているのを見た。堤防敷からもサイクリングロードからも見えないが、ひどいものである。

上野橋の堤防から川表に下りるところ(下流側)にポンコツ自動車が1台捨てられていたが。こういうのはさらに廃棄自動車をよびこむので監視が必要である。
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8月 平井一正です。8月分のモニター報告をお送りします

河川モニター報告(8月)
8月13日 晴
桂大橋から上野橋まで右岸
11時から12時半
     
  • 桂大橋の少し下流の高水敷で、国交省の手により雑草の刈りとり作業が行われていたが、気落ちのいい広場になっていた。場所が限定されているようで、予算の関係もあると思うが、希望としてはこういう作業を広くすすめてほしい。
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  • 桂大橋の下から阪急電車高架下までは、草も刈られていて、ゴミもかなり減っており、川の水も汚れが少なく、いい環境である。しかし桂離宮の堤防側、高水敷におりる所には、大量のゴミ集積が3カ所あり、(ひとつはゲート開閉の鉄册内)まわりの環境を台無しにしている。翌日も見に行ったが、ゴミはそのままであり、定期的に集積するゴミではない。これは遊びに来ている市民に、ゴミを持ち帰る意識を持たす必要があり、またそういうゴミの集積場をなくす必要がある。因みに17日も見に行ったが、そのときはきれいに清掃されていた。26日にも見に行ったが、そこにはビニール袋に詰められたポリボトルが捨てられてあった。駐車している車からであろうか。
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  • 阪急電車から少し上流高水敷の左に畑のあるところで、「ゴミを捨てるな」の看板があるところで、大量のゴミが捨てられていた。特に冷蔵庫まで捨てられていた。こういう看板の効果は少なくないと思うが、一度ゴミがすてられると、連鎖的に捨てられると思われる。
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  • 前回のレポートで指摘した低水敷におりるところにあったドラム缶の中のゴミがきれいに焼却されていて、非常にきれいになっていた。関係者の処置に感謝する。
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  • 一方4号井堰前のコンクリート高水敷にある大量のゴミ、ガラクタなどの集積物は、いぜんとしてもとのままであり、対岸からもよくわかる青いビニールが目立つゴミの山は何とかならないものだろうか。特に水面に近く衛生的にも悪い。今回は青いビニールテントの中から、腰に布をまいただけの異様な男が現れ、テントに水をまいて冷やしていたが、ここで生活をしているのかもしれない。声をかけるのもはばかられたので、何もしなかったが、保安面からも問題であると思う。
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  • 上野橋の右岸下流側すぐのところに放棄された車が一台あるが、高水敷におりるところに金属製の册が設けられていた。これで車の廃棄が続くことは防げた。処置をしていただいた関係者に感謝する。
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  • ゴミの問題を除いては、桂川には白さぎや野鳥の姿は豊富であり、魚釣りの人の姿も多く、美しい河川であることを確認した。
8月17日 曇
上野橋から松尾橋まて左岸、松尾橋を渡って桂川左岸
11時から12時
  • 先日の続きを探索した。上野橋から松尾橋までの右岸は、自転車道が川から離れているので、視察によってしか調査できない。ただこの間は高水敷は雑草に覆われていて、特にとりたてるような汚れがないようである。
  • 松尾橋から左岸は、マンション前の公園にもなっており、きれいに整備されている。ただ広場には連発打ち上げ花火の残骸が目立った。
  • 有栖川と桂川の合流点は、ゴミが目立つが、このような合流点としてはきれいな方であろう。
  • 4号井堰から対岸をみると、前述した青いビニールのゴミの散乱が目立つ。この付近は左岸が整備されてきれいなだけに、対照的に右岸の汚さが目立つ。一般的にこの付近が桂大橋から松尾橋までの左岸の中で一番整備されていてきれいであるように思う。
  • 国道9号線の走る西大橋の下に桂川水禍監視詰め所のテントが設置され、監視員も常在しているが、このようなテントの設置は水禍に対しても河川の環境監視に対しても非常に効果的であると思った。ただこれは常設というわけにはいかない。
  • 阪急京都線の橋から桂大橋までの左岸は車の廃棄、ゴミの状態、いずれをとってもあまりきれいな川作りというような環境にはないように思えた。ここは農畑が多く、そのような人々の意識改革も必要であろう。
  • 桂大橋下流側には子供野球場もあるが、その一隅に花火や弁当などの残骸、そこに自転車のフレームなどが山となって捨てられていた。気になって3日後現場を見に行ったがきれいに片づけられていた。
私のモニターする範囲は、桂大橋から松尾橋であるが、ここは常によくサイクリングするコースなので、モニターの日付に関係なく調査していることを申し添えたい
点線

9月 暑い夏も過ぎ、河川敷には再び雑草が生い茂った。該当する地域を折に触れてまわっているが、今月の報告も前回の報告と特に大きな変わりはない。ただ河川愛護・美化という観点からみると、徐々に改善されているような気がする。

日時 2004年9月22日 午前10時から12時
桂大橋から松尾橋までの右岸、および松尾橋から桂大橋までの左岸
  1. 桂大橋から松尾橋までの右岸
    • 桂大橋の下流約100m、ゴルフ練習場の川側、大きな木の下の水際に、3×4mくらいの青いビニールで作られた片屋根がある。雨宿りをするには格好のものだが、誰が何の目的で作ったのであろうか。ちょっと目に届きにくい場所なので、前回には気がつかなかった。いつからあるのか不明である。先日の大雨では流されなかったのであろうか。
    • 3号井堰右岸の井堰付近の草むらには缶ビールの空き缶などが四散していた。
    • 3号井堰の落ち口にあった、ビニール片や、あき箱などは先日の大雨で洗い流されてきれいになっていた。
    • 阪急京都線からすぐの上流で、畑からの小川が桂川に流れ込む合流点に、イスや長椅子が水面に捨てられていた。ゴミ袋も捨てられ、汚染されていた。
    • 上記場所から川に沿って少し行ったところで、木が一本倒されていた。風によるものでないことは、ノコギリで引いたあとからあきらかである。切り口がささらになって木が横倒しになっており、景観的にも自然保護の点からも好ましくない、
    • 4号井堰の高水敷舗装面を、我が物顔に占拠している浮浪者のテントと、その周辺に散乱しているゴミは、前回と同じであり、美化をさまたげている。ゴミの量も変わりないし、テントは補強されているようだ。
    • 上野橋右岸下流側堤防から高水敷におりるところに放置されていた車が、きれいに片づけられていた。関係者の処置の感謝する
  2. 松尾橋から桂大橋までの左岸
    • 松尾橋左岸下流側すぐのところにある公園は、いつもきれいに整備されているが、ごみ箱(金網)があふれて、ゴミが散乱していた。こういうゴミであふれているゴミ箱はさらに下流でも見受けられた。
    • さらに下流、上野橋のすこし上流にバックネットが張られていて、野球ができるような公園があるが、ガラクタの類が一カ所にあつめられてビニールで覆ってあった。比較的きれいになっていた。
    • 有栖川が桂川と合流するところの高水敷に、電気コードのついた大型ゴミが放棄されていた。何の部品の一部か不明だが、水がたまり、衛生上もわるいので横倒しにしておいたが、何の目的でこういうものをここに捨てるのであろうか。
    • 4号井堰の左岸公園はきれいに整備されているが、ゴミが一カ所にまとめて捨てられていた。ゴミ箱をおくとあふれて美化を妨げ、ゴミ箱がないとこのように捨てられる。困ったものである。
    • アオサギやシラサギなど野鳥は豊富であり、松尾橋すぐの下流では水際まで行ってみたが水はきれいで、釣り人も多く、桂川の環境がまだ美しく保たれていることがわかる。
                                以上
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10月  10月20日に近畿地方を襲った台風23号による大雨のため、各地に水害が起こった。桂川は大増水し、その水位は高水敷の上まで来た。天候が落ち着いた25日に一度状況を見に行ったが、まだ水量は多く、モニター作業はできなかった。ようやく28日に桂大橋から松尾橋までの全体を視察できた。一言でいえば、桂川流域は大水により一変しており、冠水による被害や流木など漂流物による汚染などが目立つ。

日時 2004年10月28日 午後1時から2時半 
桂大橋から松尾橋までの右岸、および松尾橋から桂大橋までの左岸

  1. 桂大橋から松尾橋までの右岸
    • 9月の報告で指摘した桂大橋の下流約100m、大きな木の下の水際にあった青いビニールで作られた片屋根テントなどは、すべて流出して跡形もなかった。高水敷には、流木、流竹、たたみ、ポリボトルなど漂流物が散乱し、川辺の木々にはビニール布が汚くかかっている。手の届く範囲の漂流物はなんとかなるとしても、川辺の木々の枝にかかっているビニール布を取り除き、元のような景観を取り戻すには、すこし無理なような気がする。
    • 阪急京都線からすぐの上流で、左側に畑がある場所で、木が一本倒されていることは9月の報告で指摘した。切り口がささらになって木が横倒しになっている状態は前と同じである。台風にも耐えていたようだ。多くの流木を処理するときに同時に処理されることが望ましい。
    • 4号井堰の高水敷舗装面を、我が物顔に占拠している浮浪者のテントと、その周辺に散乱しているゴミは、この増水でどうなったか。多分流出していると思っていたが、現場のテントはそのままであった。たまたま濡れたものを乾かしていた住人がいたので、水はどうだったかと聞いた。あと10cm増水したら“床上浸水”であったと言っていた。どういう状況であったのであろうか。周囲のゴミの量は少しは減っていたが、汚いのには変わりなかった。
    • 松尾川よし周辺の高水敷は冠水のために、雑草が枯れてしまい、景観が変わった。川よしのあみ船も流されたのか見あたらない。
    • 流された多くのものは下流にしわ寄せが行っていると思われるが、環境汚染の上からも、下流や大阪湾の実体をしりたいものである。

      右岸4号井堰の浮浪者テント。 大水にもかかわらず以前と同じである。
      阪急電車から上流の倒木

  2. 松尾橋から桂大橋までの左岸
    • 松尾橋左岸下流側すぐのところにある公園は、ごみ箱(金網)も流され、グランドには石や泥が入り、復旧には時間がかかりそうである。しかし一部住民がグランド整備しているのが見られた。
    • 以前はここから川辺に出るには雑草が生い茂って不可能であったが、いまはそれらの雑草がすべて冠水のために枯れていて、容易に川辺に行ける。
    • 有栖川が桂川と合流するところの高水敷に散乱していた大型ゴミはきれいに流されていた。しかし合流点付近に自転車が1台川に捨てられていた。
    • 4号井堰の左岸公園は京都府土木課の努力か、かなりゴミも片づけられていた。しかしまだ大量のゴミが堆積されていた。魚釣りの人が多い。川の流れも変わり、釣り場になっていた茂みは姿を消していた。ここでは多くの水鳥が泳いでいるのが見受けられた。ここはいつ来ても気持いいところである
上野橋を下流から。このあたりはすっかり様子が変わった。前にここにあったゴミ焼却用のドラム缶、喬木などはすっかり流された。
点線

11月 11月23日 午前9時半〜10時半
桂大橋から松尾橋 右岸から左岸をモニター

右岸左岸ともに10月に報告した現状と大きな違いはなかった。桂大橋下流の中の島には、まだ台風による大水のためのゴミが木々の枝にかかり、惨状を呈している。大きなビニールやマットがひっかかり目に付く。

中の島や高水敷のゴミにひきかえ、3号井堰周辺はゴミがおしながされてきれいになっている。釣り人もいる。離宮公園にはまだゴミがここかしこにあり、道もぬかるんでおり、元の姿に戻っていない。阪急京都線からすこし上流の川べりに、洗濯機が放棄されている。大水で流されなかったのかもしれない。

いつものことであるが、4号井堰右岸にある浮浪者のテントは寒いのか、綿の出たぼろをまとっていて、見た目にも見苦しい。このテントのすこし上の小さな流れには釣り人が2,3人いたが、なぜかロープで各自釣りの領域を区分していた。

川べりの道がサイクリングロードと合するすこし手前に、河原にタイヤが5,6個放棄されていた。これは大水から以後に捨てられたものと思われる。グランドのすぐ下流である。

松尾橋までは河原が一変して雑草がなくなり、サイクリングロードと堤防が合する付近の河原に、車でおりられるようになっている。農地も新しく広げられたようだ。
松尾橋を渡って左岸の公園はかなりきれいになっているが、まだ土砂が入ったままで使えないところもある。10月に住民が整備していたグランドはきれいになり、ゲートボールが可能になっている。

4号井堰の左岸一帯は、以前から釣り人が多く、常に人々が川を楽しんでいるのが感じられる。周辺もきれいに整備されている。これは京都市の土木課の管轄と思われるが、こういう場所をもうすこし広げ、きれいに整備されておれば、ゴミも少なくなり、市民も憩いの場が多くなるであろう。

左岸西大橋の橋の下に布団がふたつ、ビニール袋に入って捨てられていた。最近のことであろう。

川は対岸から見ると、その整備状況などがよくわかる。左岸から右岸を見ると、4号井堰の浮浪者のテントもよく見え、その差がよくわかる。

大水のために堤防がダメージを受けた箇所はみられない。大水によっていちじるしく変化したのは、野草におおわれた河原が土砂に埋もれて、簡単に水べりまで行けるようになったこと、水べりに生えていた矮木(わいぼく/小さな背の低い木)が流され、河原の様子が変化したこと、高水敷に流されてきたゴミ、流木などが散乱していること、河川林にゴミが引っかかって見苦しくなったこと、などであろう。
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12月 2004年12月25日 午前10時〜11時
桂大橋から右岸を松尾橋まで、松尾橋を渡って左岸を桂大橋まで

桂大橋の付近は大水以来、川べりの木々にビニールなどのゴミがひっかかっていて、おぞましい姿を見せている。多分この状態はかなり長く続きそうである。しかしアオサギやシロサギなどが飛び交い、水はきれいで、大橋の上流の離宮公園では子供サッカー教室も開かれていて、環境的には特に問題はない。
阪急京都線から少し上流で木が倒れていたのもきれいに切り倒されていて、よくなっているが、ただ水べりの空き地に箱などのゴミが散乱していた。

西大橋の下に住んでいるホームレスは自家用発電器を使っていた。こちらは比較的小ぎれいであるが、4号井堰のホームレスは寒さよけであろうか、布団などのボロをテントに覆い、まわりにはゴミを集積し、前よりも周囲を汚くしている。

そこから少し行ったところの、少年野球場の手前には、以前と変わらず、タイヤが放棄されていた。しかし前回と本数において違いがなかったので、便乗放棄はないと思われる。

上野橋から松尾橋までは全く問題はない。

松尾橋を渡って左岸を下流へ戻る。ここの公園は一部整理されているが、まだ土砂が取り除かれていないところも多い。

有栖川が桂川と合流するところは大水で様相が一変したが、この合流点に自転車が一台、ながらく放棄されている。

大水で雑草が土砂で埋もれて、容易に水べりまで行けるようになったせいか、釣り人の可動範囲がひろがり、右岸でも左岸でも思わぬところにその姿が見られる。

桂大橋までは特に報告することもない。

なおモニターの範囲外であるが、桂川下流で気のついたことを報告する。
桂川の右岸から久我橋をわたり、天神川、鴨川の橋をわたって、鴨川の左岸を羽束師橋の方に行く堤防には、進行方向に多くの亀裂が見られる。樹木の根によって亀裂がある場合は、堤防と直角方向にあることが多いが、それとは異なる。このような亀裂は堤防を崩すような力がはたらかないか、堤防上の数が多いので心配である(写真は鴨川の橋を渡って約200mくらいの地点)。
点線

1月 2005年1月22日 午後1時半〜2時半
桂大橋から松尾橋、右岸から左岸へ

 年があけてはじめてのモニターである。冬の桂川は寒々として、愛宕山も雪で煙っていた。このきびしい空気が何とも言えず爽快である。以前とあまり違わないと思って行ったが、実際行ってみると、新しい問題点がいろいろ目に付いた。
  1. 桂大橋から右岸松尾橋まで
    • 桂大橋付近は雑草も刈られ、ゴミも少なく、気持ちいい広場になっていた。離宮公園では魚釣り、凧揚げ、マウンテンバイクのジャンプ練習など、市民が楽しんでいた。
      川にはアオサギ、シロサギ、川鵜、カモなどが見られ、カラス、鳩、その他の野鳥も豊富であり、河川環境は問題ない。
    • 阪急京都線から少し上流の堤防の上に、誰かが集めて捨てたか、ここで休憩した人が捨てたか空き缶の山があった。このあたり、左側は畑があるところであるが、ゴミが増えている。電気洗濯機の残骸は前と変わらないが、新しくタイヤなどが廃棄されていた。
    • 西大橋をくぐると、いままでもたびたび指摘したホームレスの小屋がけがある。寒さよけであろうか、ボロでテントのまわりを囲んでいて見るからに見苦しい。環境面からも、左岸のようにここの一帯を整備して公園にしたら、運動広場と直結し、市民にとっても良いのではないか。
    • ホームレスのテントからサイクリングロードに至る堤防の下に、タイヤが廃棄されていることはすでに報告したが、ここにさらに幅30センチくらいのビニールの巻物が多量に捨てられていた(田に水を引くときに田のまわりを囲んで保水するものではないか)。この一帯にはさらにクーラ、空き缶、家庭ゴミなどゴミの量が増えている。野球運動場のすぐ下流側のところである。
      サイクリングロードに沿って松尾橋までは特に問題はない。ただ河原に点在してここかしこにある青いビニールのごみ袋は何であろうか。やけに多い。
  2. 松尾橋から左岸
    松尾橋から左岸は右岸にくらべて、一般に環境整理が行き届いている。有栖川の出会いに自転車が3台(うち1台は水中に)廃棄されていたのが、唯一の問題であった。
点線

2月 日時 2005年2月22日、晴、午前11時〜12時
桂大橋から右岸沿いに松尾橋、松尾橋から左岸沿いに下る

報告
 2月にしては暖かい日であった。週日であるに拘わらず、釣り人や散歩する人など多く、皆きれいな川を楽しんでいるようであった。川には川鵜、アオサギ、シラサギなどを多数みかけ、自然が保存されているのを嬉しく思った。

 桂大橋の下流は昨年の大水のあとの被害を除いてきれいに整備されている。離宮公園は一部泥と水のぬかるみになっていているが、これは大水の影響が大きいことの名残であろう。阪急京都線と西大橋の中間、少年野球場の上流あたりのゴミが増えている。自転車のフレーム、新聞紙の束(3個もある)、電気掃除機、同乾燥機、自動車のタイヤ、ビン、缶の類、水辺には円筒形の蓋つきゴミ容器(中に水が入っている)まである。
 西大橋の4号井堰にある浮浪者のテントは、風を寒さをしのいでいるのか、まさにゴミの城という感じで、まわりをボロで覆い異様な感じである。周辺のボロの散乱も一向に改善されていない。トイレはどうしているのか、いささか心配になる。
 この近くの釣り場は、釣り堀のように境界を仕切っているが、周囲にマッチしないように思われる。
 以前の報告にも書いたが、少し上流の少年野球場はきれいに整備されているが、その手前はまたゴミがふえている。自動車のタイヤ、硬質プラスティックの石油缶、電子レンジ、ゴミのつまったゴミ袋などが投げ捨てられている。
 上野橋の下には多数のゴミ袋が集められて、桂川クリーン、ゴミ仮保管場所という小さな看板があった。ボランティアの仕事であろうか、たしかにこの地点から上流にはゴミは見あたらない。この運動をさらに下流までひろげていってほしいと思う。そうすれば上記のようなゴミも片づけられ、ゴミを捨てる人もすくなくなるだろう。ボランティア団体ならもっとよびかけて多くの参加者をつのってほしい。
 いつも感じるが、上野橋から松尾橋までの右岸は問題はなく、また松尾橋から左岸、桂大橋までは比較的よく整備されている。ただ松尾橋のすぐ下流の公園は、大水のための土砂や水たまりなどがまだ整備されていないが、これは京都市の問題であろう。
桂川の環境として問題は、桂大橋から上野橋までの右岸で、ここを整備することが望まれる。
点線

3月 日時 3月26日 午前9時半〜11時
桂大橋から松尾橋 右岸から左岸

報告
 昨年の大水の名残で、桂大橋下流の中州がいつもおぞましい姿を見せていたが、今回は違った。その理由は倒木処理作業にあることがわかった。ワイヤーがはられていて、中州のゴミも以前に比べるときれいになっている。作業は離宮公園前の川の中にある倒木除去にも及んでいて、大型重機とボートで作業をしていた。このような作業によって、河川環境の美化が保たれていることを実感し、関係者の努力に感謝した。
 もうひとつ嬉しいことは、いつも指摘していることであったが、4号井堰の上流側、少年野球場の付近のゴミが、きれいに片づけられていたことであった。これはボランティアの作業であろうか、多くのごみ袋にゴミが収められ、以前指摘していたタイヤやビニールなどのゴミがきれいに片づいていた。ここから上流はすべてこれらボランティアの作業によってゴミはない。このような活動がされていることを知って機会あれば参加したいと思った。
 いまのところゴミが目立つのは、阪急京都線の下から4号井堰までの右岸の川べりである。問題は例の4号井堰にある浮浪者のテントとその周辺であるが、対人関係もあり、なかなかむつかしい問題である。でもせめて西大橋下の住人のように、自分のテント付近のゴミだけでも片づけてもらうような要請はできないものであろうか。
 4号井堰にある釣り場はロープできちんと区分されていた。
 川にはシラサギ、アオサギ、川鵜、鴨などが泳ぎ、実に気持ちいい環境になっている。こういう環境をずっと守っていきたいとつくづく思う。
 松尾橋から下流の左岸の公園も徐々に整備されてきている。以前土砂がはいっていて水たまりがあったグランドもいまはきちんと整備されていて市民が運動している。大水で土砂におおわれていた河原にも緑が目立つようになってきた。
 西大橋の下に自転車とバイクがこわれたままで放置されていたことがあったが、河川環境がきれいな状態になっていて、本日のモニター活動はたいへん楽しく嬉しいものであった。
点線

4月 日時 2005年4月21日 午前9時45分〜10時30分
桂大橋から松尾橋、右岸から左岸

報告
  • 春になり川岸は緑と黄色でおおわれ、河川環境は実に気持ちがいい。桂大橋の下流も大水の名残の木に引っかかったビニールなどがきれいに掃除されている。先月あった倒木処理のための中州へのワイヤもとりはずされていて、中州も整備されている。シロサギやアオサギが目につく。3号井堰の近くで釣り糸をたれている釣り人も多くなった。離宮前公園もきれいになっている。ここの以前ぬかるみになっていた所も修復されている。
  • 西大橋の4号井堰にいるホームレスは、テントの周囲をきれいにしようという意欲はないようで、ボロで周囲を固めている。これが河川環境を害していることはまちがいなく、なんとか撤去かすくなくとも勧告できないものか。
  • ここから運動グランドまでは、以前は河原の草むらにタイヤやビニールをはじめゴミが散乱していたが、きれいに集められて集積されていた。
  • 上野橋の下に国土交通省の「ゴミを捨てるな」という看板があり、ここにビニールに入ったゴミが集積されていた。3月の報告でこれらのゴミ収集はボランティアではなかろうかと書いたが、国土交通省桂川出張所の仕事であることがわかった。関係者の努力に感謝する。
  • 松尾川よしの前の河原にはゴミが集められてはあるが、その集積場所がランダムに点在してばらばらであり、見苦しい。
  • 松尾橋を渡った左岸の公園はかなり修復され、ほとんど復旧している。広い河原には以前は石と砂しかみられなかったが、いまは緑におおわれてきている。
  • 有栖川が桂川にそそぐ河口には、自転車の残骸、座椅子などゴミがふえている。
  • 桂川の本モニター担当区域は、本当に自然のきれいなところである。野鳥も豊富であり、問題点もあるが、最近はとくにきれいになっているようで喜んでいる。


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