淀川河川公園基本計画改定委員会
タイトル

1.委員会設置の目的

淀川河川公園は、昭和47年度から整備を行っており多くの方々に利用されておりますが、事業を進めていく中で様々な意見もあり、これらの意見ととりまとめ淀川河川公園が果たしてきた役割などについての現状分析や評価を行い、今後の公園整備に向けた検討がなされることとなっています。

2.委員名簿

委員長 近藤公夫 奈良女子大学名誉教授
委員 綾史郎 大阪工業大学工学部教授
有馬忠雄 淀川環境委員会委員
今本博健 京都大学防災研究所災害観測実験研究センター教授
大西裕子 弁護士
小佐田定雄 落語作家
木村俊二郎 ラジオ大阪事業部プロデューサー
栗本智代 大阪ガスエネルギー・文化研究所所員
高崎邦子 JTB西日本広報室広報課長
槇村久子 京都女子大学現代社会部教授
森下郁子 (社)淡水生物研究所所長
行政委員 古澤裕 大阪府土木部長
梅原芳雄 京都府土木建築部長
森下元之 大阪市建設局花と緑の推進本部長
奥本務 高槻市長
中司宏 枚方市長
喜多洋三 守口市長
馬場好弘 寝屋川市長
森川薫 摂津市長
牟礼勝弥 八幡市町
豊田雅 島本町長
河原崎進 大山崎町長

3.第2回委員会概要

日時:平成13年2月8日(木)午後1時〜4時

場  所:大阪第一ホテル 4階ホライズン

議事次第:

 (1)第1回委員会 委員毎の意見概要(淀川工事事務所)

 (2)各委員からの意見(各委員)

 (3)資料説明(淀川工事事務所)

 (4)討議(各委員)

 
委員からの主な意見
  1. 近畿圏における淀川の位置づけと役割
    • 淀川は平安京の成立以来、日本の大動脈として周辺地域の発展に寄与。
    • 「美しい景観」「心のやすらぎ」「貴重な自然環境」などが本来の河川の役割。
    • 淀川は、上流域を含めた河川トータルな視点でみていく必要がある。
    • いくつもの都市を流れ、歴史と可能性を秘めた本当の意味の都市河川である。
    • 「本当の意味の都市河川」という言葉はその整理が必要。
  2. 淀川河川公園の評価と課題
    1. 淀川河川公園のあり方
      • 淀川らしさ、河川公園らしさについて
        • 川は人に管理されない自由な場所、まちでは出来ないことが出来る場所。
        • 河川は公共空間なのだから「河川は市民のもの」という意識が持てるよう。
        • 川の魅力を増すような施設を河川公園内に整えるという発想が必要。
        • 公園という枠組みを外し、他の都市公園とは異なる整備を。
          そうしないと河川の魅力をなくしてしまう。
      • 近畿圏の公園として(国営公園の役割として)
        • 公園整備によって、多くの市民が淀川に親しむことが出来るようになった。
        • 都市近傍にこれだけのスペースがあり、そこには水と自然と歴史がある。計画を見直す中でツボツボにこうしたものが欲しい。
        • 淀川ならではの魅力でもって、近畿圏の公園として整備して欲しい。
        • 公園は誰のためのものか、誰に利用してもらうのか、自然をどう守るのか。
        • 計画づくりの視点に「重要度」を取り入れることで、本当の必要性が明らかに。
        • 京都府下では河川公園の整備は緒についたばかりであり、一部でスポット的に整備しているに過ぎない。
        • 国営公園としての連続性を考える上で、三川合流部分は重要。
    2. 個別の公園機能に関わる評価と課題
      • 防災
        • 淀川が防災上果たす役割はそれほど重要ではないのでは。
        • 諸外国の河川を参考にする際は、洪水の問題など、立地条件の違いを考慮すべき。
      • 環境
        • 自然の保全のために人手を加えるべきか否かという議論は里山の管理でもあるが、共通しているのは不必要な施設はつくらない、不要な破壊は行わないということ。
        • 淀川の緑は背後の里山と並ぶ重要な緑の骨格。公園整備がその破壊につながらないよう配慮すべき。
        • 淀川の自然環境は人手によるもの。どういう状態を目標に自然を回復するのか。
        • 施設広場地区で意図せずに希少植物が生えている水路沿いの場所があるが、そういう場所を計画的につくっていくことも可能ではないか。
        • スポーツ施設を利用している人でも、自然を残して欲しいと考えている。
        • 「これだけの自然を残してきたことは評価される」というのは、上っ調子な把握。
        • 個々の生物名では色々な名前があがっているが、絶対量は減少。
        • 淀川の植生をみても樹木はほとんどなく、草本も淀川とは関係ない種類が目立つ。
        • せっかくの樹木を切り倒して芝生地、すなわち原野にすることが公園整備なのか。
        • 公園内に木を植えるとなると造園木ばかりを植えるのはなぜか。
        • 淀川の自然は学校教育の中でも期待しており、特に人材、教材の充実を望む。
      • 景観・緑
        • 景観保全地区が1箇所しかないのはおかしい。景観は公園ならばどこでも重要。
        • 施設も全体としてのランドスケープをつくることが必要。
        • 淀川は樹木が少ない。諸外国のようにもう少し柔軟な対応が出来ないか。
        • 樹木は、緑陰つくり、冬場の防風、景観面、そして生物生息の場としても役立つ。
        • 高水敷の利用拠点ぐらいは木陰のある空間をつくることができるのでは。
      • 歴史・文化
        • 歴史や文化を取り入れることで、この公園整備計画がもっと豊かなものになる。
        • 淀川全体の自然と文化を総合的に学べる「淀川博物館」を検討して欲しい。
        • 昔は川自体が街道。歴史街道などと連携し舟運などで歴史性を演出したらどうか。
        • 三栖と毛馬に資料館計画があるが、この中間の枚方の資料館との連携も必要。
        • スーパー堤防区間でも歴史性を生かしたまちづくりを進めたい。
        • 沿川には淡水試験場や水道記念館などもあり、これらとの連携を望む。
      • 水とのふれあい
        • 昔から大阪は「水の都」であり、淀川も水辺を大事にしていけたら。
        • 水が使えないと淀川のキャラクターが生きない。
        • 「水の上からの発想」が必要。船でのんびりと回れるような仕組みが欲しい。
        • ライン川が有名なのは舟運が可能なため。陸上からは、ローレライもただの岩山。
        • 舟運の復活は防災や観光、流通など多面的な働きが期待できる。
        • 淀川でも家族で遊べる、水遊び、川泳ぎのできるような場所がつくれないか。
      • レクリエーション
        • レクリエーションには自然、散策、家族、スポーツなど色々な楽しみが含まれる。
        • ロンドンの公園はたいした施設はないが日がな一日遊んで帰れる場所。
        • 原っぱ、広っぱを生かすのは大事である。
        • ワンドは釣り禁止にしたい。施設広場地区で釣り場を整備できないか。
        • 大阪には船遊びの文化あり。これを公園整備の中で実現できたら。
        • バーベキューは水質汚濁、悪臭等の問題あり。施設まではいらないのでは。
      • スポーツ
        • 沿川市町のスポーツ施設整備は未だ不足。淀川河川公園の役割は否定出来ない。
        • 野球場やグラウンドは、面積当たりの利用者数からみると、無駄が多い。
        • 河川敷にスポーツ施設を整備する限り、質の高い施設の整備は困難。
        • これからのスポーツはレクリエーション的なスポーツと、より質の高い施設を求めるクラブスポーツに人気が集まる。
           見直しの方向としてはまずスポーツ施設。
        • 淀川の利用者の大半は近隣住民で、遠方から来る人はスポーツをする人。
        • 人々の価値観も変わり、スポーツ施設の整備のあり方も河川にふさわしい方向で。
        • これからは自然や花が望まれる。グラウンドを自然地に戻して行く方向では。
        • ゴルフ場の廃止についても議論が欲しい。
      • まちとの関係
        • 「河川軸に向いたまちづくり」を進めたい。
        • 堤防上にレストハウスなどをうまく配置すれば、堤内地からも人が訪れ、河川公園とまちが一体化し、施設利用者を河川公園に導くことも可能。
        • スーパー堤防は土砂搬入や土地利用上の問題があり、積極的に評価できない。
        • せっかく出来る堤防上に、景観阻害の高層マンションでは意味がない。
      • アクセス
        • 船を使えば淀川のどこでも行ける。新しい交通手段にもなる。
      • 便益施設
        • 既に堤内地に整備されている4ヶ所のサービスセンターが、まちと川に向かってそれぞれどのような機能を持つか再度整理することが必要。
        • トイレの改善や日陰の確保は小学生からも要望が出ている。
  3. 地区毎の現状と課題
    • 利用者にとって公園区域や地区区分は問題ではない。この枠を一度取り払って、淀川にふさわしい公園を考えてはどうか。
    • 城北自然地区など、公園として開園していないところでも利用者が多い。
    • トイレや喫茶店は堤防上に配置し、河川敷は自然地区とし、水際は自然観察や水遊びの場、場所によっては水上スポーツなどの水面利用の
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