淀川水系整備計画策定に向けて
や行

1.ヤナ漁(やなりょう)

 ヤナ漁は河川において扇形に簾(すだれ)を設置し、川を遡ってきた魚を川岸側にあるカットリグチ(モンドリ)と呼ばれる部分に誘導して捕獲する方法です。
 姉川・高時川での主な漁獲物は、アユ、ビワマス等です。主な漁期は、3月中旬から11月頃です。なお、9月1日から11月30日までの期間については、水産資源の保護から、ビワマスの特別採捕を除き、水産動物の採捕は行っていません。
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2.遊水地の掘削拡大案(ゆうすいちのくっさくかくだいあん)

 上野地区の浸水被害軽減のために現在事業が進められている上野遊水地をさらに掘削し、また、浸水が想定される水田に遊水地を新設する案です。
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3.ユニバーサルデザイン(ゆにばーさるでさいん)

  年齢や性別、ハンディキャップの有無に係わらず、すべての人の利用を可能とするために都市や生活環境をあらかじめ計画する、という考え方に基づき、製品、建物、空間等をデザインすることをいいます。
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4.溶存酸素 (DO) (ようぞんさんそ(でぃーおー))

 溶存酸素とは、水質汚濁の程度を表す1つの指標で、水中に溶解している酸素のことです。魚類等の水生生物の生活には不可欠なもので、酸素の溶解度は水温、塩分、気圧等に影響され、水温が高くなると小さくなります。
 深層曝気設備の運転時期を決定するための目安として、飽和度40%未満を用いています。なお、飽和溶存酸素量に対する百分率で表すのは条件(特に水温)によって値が異なってくるためです。
 一般に、溶存酸素3mg/l以下では、魚類は酸欠を引き起こすことがありますが、溶存酸素5mg/l以上では、魚類は良好な状態を保つことが出来ます。
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5.用途間転用(ようとかんてんよう)

 限られた水資源を有効利用する観点から、土地利用や社会構造の変化に応じて水の需要バランスを確認し、適宜、従来の水利権を見直し農業用水から水道用水、工業用水から水道用水などのように異なる用途へ転用することをいう。
 近年の社会経済情勢の変化等によって、地域の水利用に対する意向が当初と異なっている場合には、関係者の相互の理解と合意を得た上で、用途間をまたがった水の転用が行われています。
 全国の一級水系では1965年度から2001年度までの間に農業用水や工業用水から水道用水等の他用途に転用しています。これによって毎秒約50m3/s(約五十立方メートル)の水道用水の供給が可能になりました。
実績グラフ
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6.用排水の分離(ようはいすいのぶんり)

 農業用水は、従来下記に示すように循環型の水利用形態であったものが、近年、作業効率の向上のため用水系と排水系を分離する事業を行ってきました。
 これは、近年の都市化による水田の減少や減反による連続性の欠如による反復利用が困難になったことや、大型機械の導入(省力化)による乾田化(大型機械が作業するには田に水が張った状態ではなく水を抜かないと作業ができない)の必要性からパイプラインによる排水施設(急速に水を抜くことができる)の設置などが要因として挙げられます。
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7.容量の再編成(ようりょうのさいへんせい)

「容量の再編成」とは、治水・利水目的に応じて既設ダムの建設を行ってきましたが、
  • 治水においては上下流の河川改修のバランスがとれていない
  • 利水においては、水需要が変化し近年の少雨化傾向から利水安全度は低下している
  • 新たに環境対策の必要性がある
これから、既存の水資源開発施設の容量について現在時点における最適な再配分を検討することとしています。
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8.ヨシ原(よしはら)

 ヨシ原とは、湖沼や河川などでヨシが群生しているところです。
 ヨシは、イネ科の多年草植物で、湖沼や河川などの水際に生育し、地中に扁平な長い根茎を走らせ大群落をつくります。
 ヨシとアシは植物学的には同一で、アシは「悪し」につながることから標準和名はヨシとされているそうです。
 ヨシ原は、水辺の生物などにとって外的からの隠れ家や、餌場、子育てをする環境と言った場です。また、ヨシの浄化作用として、窒素やリンを吸収したヨシを刈り取ることにより、水中の栄養塩を取り除くこともできます。
 刈り取ったヨシの利用については、雅楽器の笙(しょう)、篳篥の蘆舌(ひちりきのろぜつ)、よしず、すだれ、笠、屋根、よし紙など広く利用されています。
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ヨシ原(淀川)
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9.四ツ手網漁(よつであみりょう)

 四ツ手網は、方形の一枚網の四隅をマダケで十文字に交差させて田状に組んだもので、これを川底に沈め、魚が川を遡上する際にこの網の上を通るところをすくいあげてとる漁法です。琵琶湖流域では、もともとアユ・ウグイ、秋のビワマスを採捕していましたが、琵琶湖産稚アユの河川放流事業が盛んになってからは、アユを対象とした漁法となっています。
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四ツ手網漁(安曇川南流)
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10.淀川大堰閘門(よどがわおおぜきこうもん)

 淀川大堰は、洪水の流下、水道用水等の取水や取水位の確保、海水の遡上を防止する目的で設置された施設です。大堰の中央には、55mの制水ゲートが4門、両サイドに40mの調節ゲートが1門ずつ設けられています。平常時の操作は、調整ゲートで行い、洪水時には、主ゲートも操作します。大堰は、常時流水が遮断されることから、魚道が設置されています。大堰が淀川を横断しているため、大阪湾と淀川中上流を直接船で往来することができません。そこで、上下流を船で行き来できるように、現在の淀川大堰に閘門等の通航施設を設置することを検討しています。
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