淀川水系整備計画策定に向けて
さ行

66.瀬切れ(せぎれ)

 降雨が少なく河川の流量が少なくなり、その状態が続くとやがて河床が露出して、流水が途切れてしまう状態です。
 瀬切れは、魚等水生生物の生息など生態系や漁業、景観、レジャー等に悪影響を及ぼします。
 特に琵琶湖へ流入する河川では、アユなどの遡上期や産卵期における瀬切れは致命的です。
マップ
写真
瀬切れ無し
写真
瀬切れ状態
【50音順インデックスに戻る】

67.瀬と淵(せとふち)

  瀬や淵は、魚類の餌場や休息の場となる重要な生息地です。瀬は川の水深が浅くて流れが急なところをいい、早瀬(はやせ)と平瀬(ひらせ)に分けられます。早瀬は流れが速く、水面には白波が立ちます。底質はおおむね浮き石です。平瀬は流速は早瀬よりもやや遅く、水面にはしわのような波が立ちます。底質はおおむね沈み石です。淵は流れが緩やかで水深が深いところで、水面は波立たず底質はおおむね砂質です。
イラスト
写真
写真
【50音順インデックスに戻る】

68.浅水域(せんすいいき)

 水深の浅い区域で小魚及び底生動物等が多く集まり、また、水生植物も繁茂するところです。水の流れが穏やかで魚の産卵、成育の場になっています。
写真
楠葉再生ワンド
写真
淀川城北ワンド群
【50音順インデックスに戻る】

69.扇状地(せんじょうち)

 河川が山地から低地に移るところでは、川の勾配が急に小さくなり流水が土砂を運搬する力が小さくなるため、上流から流れてきた砂礫が堆積してできる扇形の地形をいいます。

イラスト

【50音順インデックスに戻る】

70.漸増傾向(ぜんぞうけいこう)

だんだんに増える傾向をいいます。
【50音順インデックスに戻る】

71.浅層・全層曝気施設(曝気式循環施設)(せんそう・ぜんそうばっきしせつ)

 浅層曝気は、ダム湖表層と深層の水の対流が起こりにくい状況下で、表層付近で空気を循環させてプランクトンの増殖を抑制させるものです。
 また、全層曝気は浅層曝気による循環流の影響が及ばないダム湖底質より、嫌気性の栄養塩類の発生をも抑制するため全層にわたって循環流を発生させるものです。
【50音順インデックスに戻る】

72.選択取水設備(せんたくしゅすいせつび)

 選択取水設備とは、貯水池内の任意の深さから水を取水することができる設備のことです。
 ダム貯水池においては、夏期において日射により表層の水は温められますが、底の水は温まりにくいため水温躍層という現象がおきます。
 ダムの構造上、ダム本体の低いところに放流管があるダムでは、貯水池の底にある温度の低い水を放流することになります。この水は、貯水池に流入してくる水の温度より低いため、ダム下流の河川環境に悪い影響を及ぼす可能性があります。そのため、放流管がダムの低い所にあるダムにおいては、選択取水設備を設置して、ダムの下流に冷たい水を放流しないようにしています。
 また、選択取水設備を活用することで、貯水池の表層でアオコ等が発生している場合には、表層の水を放流しないといった操作を行うことも可能です。

イラスト

【50音順インデックスに戻る】

73.全窒素(T−N)(ぜんちっそ)

 水中に存在する窒素の総量という意味ですが、気体としての窒素ガスとして溶存している窒素は含まれません。
 富栄養化の指標として重要な項目です。富栄養化の指標としては、全窒素(T−N)がよく使われます。富栄養湖と貧栄養湖の境界は、0.15〜0.20mg/L 程度とされています。窒素が低濃度の場合、栄養塩類が少ないため、良好な水質を維持しますが、高濃度の場合は、栄養塩類が増え藻類が大量に発生し、酸素を消費するため、水中の酸素が欠乏し魚類の酸欠等を引き起こします。
イラスト
【50音順インデックスに戻る】

74.占用(せんよう)

 「占用」とは、ある特定目的のために、その目的を達成するのに必要な限度において、公共用物たる河川を排他的・継続的に使用することをいい、河川法では、第23条に規定する流水の占用と第24条に規定する河川区域内の土地の占用の2種類があります。
 河川区域内の土地の占用とあわせて、河川法第26条第1項に規定する工作物の設置(橋梁、道路、水道管等)及び同法第27条第1項に規定する土地の掘削等を許可する場合があります。

 ※公共用物・・・国又は公共団体によって公の用に供されているもののうち、河川・道路・海岸・港湾・公園など、直接に一般公衆の共同使用に供されるもの。

【50音順インデックスに戻る】

75.全リン(T−P)(ぜんりん)

 水中のすべてのリン酸化合物を、強酸あるいは酸化剤によってオルトリン酸態リンに分解して定量したものです。
 富栄養化の指標として重要な項目です。富栄養化の目安としては、全リン(T−P)で0.02mg/L程度とされています。リンが低濃度の場合、栄養塩類が少ないため、良好な水質を維持しますが、高濃度の場合は、栄養塩類が増え藻類が大量に発生し、酸素を消費するため、水中の酸素が欠乏し魚類の酸欠等を引き起こします。
イラスト
【50音順インデックスに戻る】
 

76.総合治水特定河川(そうごうちすいとくていかせん)

都市の河川では流域の開発の進行に伴い、洪水時の河川への流出量の増大等により、治水安全度が著しく低下している場合があります。
 このような状況に対応するため、河川改修だけでなく、土地利用の規制や誘導、調整池や貯留施設等を整備することにより、流域の保水、遊水機能を強化し、総合治水特定河川として、河川改修と調和のとれた治水対策を進めています。
 近畿地方では、淀川水系猪名川、淀川水系寝屋川、大和川水系北部の河川で整備を行っています。
【50音順インデックスに戻る】

77.総負荷量削減(そうふかりょうさくげん)

 負荷量とは排出される汚濁物質量をいい、河川においては主としてBOD、COD、SS、窒素、リンの1日や1年当たりの量(kg/日、t/年)で表されることが多く、濃度と流量を掛け合わせて求めます。
 総負荷量削減とは、河川水質における濃度規制のみでは河川、沿岸海域に与える影響の評価が困難であることから、負荷量の総和について削減していくことをいいます。
【50音順インデックスに戻る】

78.藻類(そうるい)

 「藻類」と総称される生物群は、大多数が水中に生息し、酸素発生型の光合成を行い、生態系での一次生産者として重要な役割を担っています。
 藻類のうち水中に浮遊して生活する物を植物プランクトンといい、石礫等に付着するものを付着藻類、俗に「水アカ」や「コケ」などと呼ばれています。
【50音順インデックスに戻る】

  back  
淀川モバイルネットサイトマッププライバシーポリシーヨドリバーネット(リンク集)