淀川水系整備計画策定に向けて
さ行

27.縦断方向及び横断方向の連続性(じゅうだんほうこうおよびおうだんほうこうのれんぞくせい)

 縦断方向の連続性とは上流から下流方向への、水や土砂、生物などの移動性を表します。魚介類の移動を見た場合、ダム、堰などの河川横断工作物があり、かつ、魚道の設置などによって移動性が確保されていない状態を不連続であるといいます。
 横断方向の連続性とは水域から陸行きへのつながりを表します。
 水域から水陸移行帯を経て陸域へとつながっているような、ゆるやかな変化が見られず護岸整備などにより水陸移行帯が喪失し、水域と陸域が分断されている状態を不連続であるといいます。
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28.集中管理体制(しゅうちゅうかんりたいせい)

 樋門・ポンプ場等の河川管理施設が設置されるにともない、それらの操作員の人員確保が必要となってきます。また、洪水時、特に夜間等の厳しい現場状況下での作業については困難であり、危険をともないます。こういった状況を解決するために、各管理施設を光ファイバーで結び、センターで集中管理・操作を行う体制です。これにより、より迅速で安全な管理を行うことができ、人員についても少数で対応可能となります。
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  上野遊水池の集中管理室とポンプ場  
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29.住民・住民団体(じゅうみん・じゅうみんだんたい)

 淀川水系基礎原案の中で使用している住民および住民団体は下記のことを指しています。
(住民)
 ・広く一般住民を指す。
 ・居住者のみでなく就業者も対象とする。
 ・一個人のみでなく、地域に存在する法人、企業等も対象
  とする。
 ・学校は住民に対する説明の場として、住民に区分する。
(住民団体)
  地域の住民で構成されている団体、特定の目的のもと不特定の住民で構成されている団体(日本野鳥の会、日本自然保護協会等)などの区分は行わず、一律に住民団体として区分する。
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30.取水(しゅすい)

 河川等から水を取り入れることをいいます。
 河川からは上水道や工業用水、農業用水等の用水が取水されています。
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31.取水制限(しゅすいせいげん)

 取水制限とは、少雨等により河川の水が少なくなった場合やダム等の貯水量が減少した場合に、河川や湖沼等から取水している水道等の取水量を制限することをいいます。上流から河口までの水利使用者は、渇水対策協議会において協議を行い、その合意により具体的な取水制限の時期や量を決定しています。
取水制限の実績表
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32.取水堰(しゅすいぜき)

 河川から用水を取り入れるために、河道を横断して設けられる堰のことをいいます。
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取水堰
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33.樹林帯(じゅりんたい)

 堤防に沿って帯状に設置された樹木、あるいは自然のままに残されている樹木のことをいいます。樹林帯は河川の生態系の保全や良好な河川景観の形成等に重要な要素となっています。
 堤防の住宅・農地側の土地の樹林帯は、洪水の越流時における堤防の安全性の向上、破堤時の被害拡大抑制、洪水氾濫の低減などの治水上の機能をもっています。
 河川沿いに繁茂している樹林群は昔から堤防とともに洪水時に水害から田畑や家屋を防御する(水害防備林)機能をもっています。
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34.循環曝気設備(じゅんかんばっきせつび)

 循環曝気設備は、連続的に気泡を発生させることで、設備周辺の水を上下方向に移動させることで、貯水池における植物プランクトンの異常発生を抑制する設備です。
 植物プランクトンは、光と水温の条件により異常発生することから、異常発生を抑制する手段として下記のものが考えられています。
・貯水池表層で発生した植物プランクトンを、光の届かない貯 水池の深いところに移動させることで異常発生を抑制する。
・水温の高い表層の水と水温の低い水とを混合し、貯水池表層の水温を低下させることで、植物プランクトンの異常発生を抑制する。
 循環曝気設備を運転することで、設備周辺の水が上下方向に移動します。水の移動とともに植物プランクトンが貯水池の深い所に移動したり、貯水池表層の温度が低下しますので、植物プランクトンの異常発生を抑制できます。
写真とイラスト
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35.準用河川(じゅんようかせん)

 一級河川又は二級河川に指定された以外の河川で、特別な河川工事の必要性はないけれども、地域住民の生活に密着した河川として、管理上ある程度の規制を必要とするものについて、河川法の一部を準用させて管理するため、市町村長が指定する河川をいいます。
 準用河川の指定は、一級水系又は二級水系のいずれの河川にも指定ができます。準用河川の管理は、市町村長が行います。
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36.浚渫(しゅんせつ)

 河川・港湾等で水深を深くするため、水底の土砂あるいは岩石を取り除くことをいいます。
 主な目的は、河川、港湾では船舶航路を確保するために行われます。水深を増す他、洪水を安全に流下するための断面積を大きくするために行われます。
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37.上下流バランス(じょうかりゅうばらんす)

 狭窄部を挟んで上流と下流に分かれている河川の場合、上流部の浸水対策として築堤や狭窄部の開削を行うと下流への洪水流量が増加し、下流部が今より危険になります。この様な場合、上下流部を調整し、お互いに治水対策を図ることが重要であり、これを「上下流バランス」と称しています。 
 また治水対策の効果を評価する際には、洪水を受ける河道の大きさ「量」と堤防の強度「質」の両面から検討することが必要です。
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38.捷水路(しょうすいろ)

 河川の湾曲部を矯正して、洪水を安全に流すために作った水路です。
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39.塵芥処理(じんかいしょり)

 ちり、あくた、ゴミを塵芥、ちり、ほこり、ゴミを塵埃(じんあい)といい、これらをさばいて始末をつけることを処理といいます。
 なお、河川においての塵埃処理作業は、不法投棄されたテレビ等の家電製品や、ペットボトルや紙くずの、衣類、家具等の一般廃棄物、建設廃材等の産業廃棄物等を収集して処分することをいいます。
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木津川上流における塵芥処理
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