淀川水系整備計画策定に向けて
ら行

13.流況・自然流況(りゅうきょう・しぜんりゅうきょう)

 川を流れる水は常に変化し、雨が降れば流れる量は増え、流れは速くなり、逆に晴天が続き水量が減って、流れは遅くなります。また「水の流れるさま」は、川によっても、地点によっても異なり、これを「流況」といいます。
 農業用水や生活排水として河川水が取排水されることや、ダムや堰等で流量の調節が行われてない状態を特に「自然流況」といいます。
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14.流況の平滑化

 自然河川は、洪水等により、流量が大きく変化しますが、ダムなどの貯留施設等により、下流への流量が調節され、その変化が少なくなっていることです。
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15.流出形態(りゅうしゅつけいたい)

 流出形態とは雨が地上に落ち、河川に流れ込むまでの形態をいいます。
 土地の形状、土地利用の状況等により変化(地面にしみ込む量や河川まで到達する時間等)します。
 流出形態の違いは、河川に到達する量や時間に影響するため、河川のピーク流量にも影響します。下図のように、開発前は流域の保水能力が高いため安全に流下していた洪水が、開発後は地表面がコンクリート等で覆われることにより河川への流出量が大きくなり、浸水の危険性が生じます。
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16.流水の正常な機能の維持(りゅうすいのせいじょうなきのうのいじ)

 本来河川が持っている機能(既得用水等の安定取水、舟運、漁業、観光、塩害防止、河口閉塞の防止、河川管理施設の保護、地下水の維持、動植物の保護、流水の清潔の維持)を正常に維持するために、渇水時においてもダム等からの流水の補給を行い、これらの機能の維持を図ります。
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17.流水保全水路(りゅうすいほぜんろ)

 流水保全水路は、淀川の主要な汚濁源となっている中下流部の支川や下水処理排水を本川に合流させることなく、高水敷に新たな水路を設置し、主要な排水地点と主要な取水地点の位置関係を改善し、本川の水質回復及び多様な生物の生息・生育環境の保全を図る水路です。
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18.流入総負荷量管理(りゅうにゅうそうふかりょうかんり)

「負荷量」とは、水環境に流入する陸域から排出される有機物や窒素、リン等の汚濁物質量をいい、総量規制や廃水処理設備の設計の際に用いられます。
「流入総負荷量管理」とは、陸域から水域に流入する負荷量を軽減するために、従来の工場などの点源の管理だけではなく、山林・農地・市街地・道路などの面源からの汚濁水の管理も行うことです。例えば、市街地における初期雨水対策、農業用水の循環利用・省化学肥料栽培の推進、畜産廃棄物の有効利用などの対策による負荷の削減が挙げられます。
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19.流入負荷(りゅうにゅうふか)

 対象水域に流入した汚濁物を流入負荷といい、その流入量を流入負荷量といいます。また、流入負荷量のうち対象水域の水質基準点に達するものを流出負荷量といいます。
 流入負荷量に対する流出負荷量の割合を浄化残率といいます。浄化残率が低いとその河川の浄化能力が高く、逆に高いと浄化能力が低いと言えます。 
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20.流木(りゅうぼく)

 流木とは、台風や大雨の時に大量にダム貯水池内に流れ込んでくる樹木のことです。
 ダムの上流域の山林に、台風等で倒れた樹木や、枯れ木等が存在しています。これらは、台風や大雨の時にダム貯水池に流れ込んできます。
 流木は、ダムの放流ゲート等を破損する原因となるため、貯水池内に網場というフェンスを設置し、流木がゲート付近に流れ込むのを防いでいます。
 流木は、毎年ダム貯水池内に流れ込んでくるため、定期的に引き上げています。引き上げた流木は、昔は焼却処分をしていましたが、最近では細かく砕きチップ化して再利用することで、資源の有効活用に努めています。
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網場に集積した流木
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流木の引き上げ状況
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流木をチップ化して再利用
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21.流路の固定化(りゅうろのこていか)

 河川の水の流れている所が動かないことをいいます。
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22.冷水病(れいすいびょう)

冷水病は、アユやギンザケで流行している細菌の感染による病気で、低水温期に発病することから「冷水病」と名付けられています。
原因菌はフラボバクテリウム・サイクロフィラムで死亡率は20〜50%といわれ、体表の白濁や穴あき、尾ひれの欠落といった症状が特徴的です。
もともとは北米のマスの病気で、日本では1985年頃から確認され、全国各地で毎年かなりの被害を出しています。
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吸血ヒル(ウオビル)
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尾鰭軟条間から取り出した腹口類
(ブケファルス科吸虫)のメタセルカリア
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衰弱魚の貧血症状を示す鰓の外観
協力:大阪府立食とみどりの総合技術センター
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23.礫(れき)

 直径2mm以上の岩石の破片のことで、風化・侵食により生じます。
 丸さにより円礫・亜円礫・角礫に分けることができます。また、粒子の大きさにより巨礫・大礫・中礫・小礫にわけます。
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24.連続堤防(れんぞくていぼう)

 堤防のある区間(一般的には支川合流部)に開口部を設け、その下流部の堤防を堤内地側に伸ばし、上流の堤防と二重になるようにした堤防を「霞堤」と呼びます。
 これに対して霞堤などの開口部をなくし堤内側へ水を溢れることを許容しない堤防を「連続堤防」といいます。
写真とイラスト
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25.ろ過障害(ろかしょうがい)

 植物プランクトンの中でも比較的大型の珪藻類が、浄水場のろ過設備に目詰まりをおこし、ろ過機能に障害がでることを言います。シネドラ、フラジラリア、メロシラ、アステリオネラなどが目詰まりさせる代表的なプランクトン種です。
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