淀川水系整備計画策定に向けて
な行

1.内湖(ないこ)

 大きな湖(琵琶湖)の周辺に、水路によって琵琶湖と直接結ばれた湖沼をいい、我が国では琵琶湖のみに見られると言われています。その成因は、河口デルタ内に旧河道が取り残されたもの、琵琶湖の一部が土砂の堆積等によって囲い込まれたもの、地殻変動の結果形成されたもの等、琵琶湖から派生的に形成されたものです。
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出典:「琵琶湖の総合的な保全のための計画調査報告書」(平成11年3月)
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松ノ木内湖(2002年9月撮影)
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2.内水(ないすい)

 河川の流水を外水と呼ぶのに対し、内水は堤防で守られた堤内地に溜まった水の呼称です。
 また、洪水時に本川水位が上昇し、支川の内水の排除が困難になって生じる湛水のことを内水氾濫といいます。
 内水による氾濫水を排除する方法としては、一般的には、合流部に樋門を設け本川・支川の洪水流出時差を利用して処理します(下図)。さらに、合流点に排水ポンプを設ける方法などがあります。
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3.内水排除施設(ないすいはいじょしせつ)

 洪水により河川の水位が上昇すると住宅地川から河川への自然排水が困難となり浸水被害が生じることがあり、そこに停滞した水を内水といい、この水を排除することを内水排除といいます。内水排除施設とは、樋門やポンプ排水施設等のことで、これにより、支川への逆流を防いだり住宅地側に溜まった内水を速やかに本川へ排水します。
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4.内水氾濫(ないすいはんらん)

  洪水時に本川水位が上昇し、内水の排除が困難になって生じる湛水のことをいいます。浸水が長引き湛水深が大きくなると浸水による被害が発生します。一般的にその被害は、本川の破堤氾濫による災害に比べ、人命の損傷を伴うことは少なく、被害の程度は小さい。
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昭和57年8月(台風10号)八幡市浸水全景
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5.内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)(ないぶんぴつかくらんかがくぶっしつ(かんきょうほるもん))

 ホルモンとは、動植物の特定の器官や細胞から分泌されて、そこからかなり隔たった器官に特異的な生理作用を表す物質をいい、生殖、発育、代謝、免疫など生物の生理機能は、さまざまなホルモンの作用によって営まれています。
 環境ホルモンとは、生物が持つさまざまなホルモンの受容体に結びついて、そのホルモンに似た作用をする(あるいはホルモンの作用を妨げる)ことによって、生物の生理機能の失調を引き起こす環境汚染物質のことで、正しくは内分泌攪乱化学物質といいます。 
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(出典:京浜河川事務所ホームページ)
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6.流れ橋(ながればし)

 流れ橋は、木津川に架けられた橋で、正式な橋名は「上津屋橋(こうづやばし)」といいます。
 昭和28(1953)年にできた、日本最長の木橋といわれ、長さ約356m、幅3m、今なお当時の姿を残し、木津川の名所となっています。
 また、テレビや映画の時代劇の撮影場所としても使われています。
 流れ橋という名のとおり、大雨などで川が増水し水が橋桁まで届くと、8分割された床板(約1800枚)がワイヤーロープでつながれたまま流される構造となっています。ロープの片端は固定されているので、床板は流失せず繋がったまま浮いています。こうすることにより、流木やゴミなどが橋にひっかかって水の流れを止め、堤防の決壊が起こるのを防いでいます。水が引けば、床板を引き上げて元どおりに組み立てることが出来ます。
 もともと、川幅のせまい所に板を渡して、その板が流れないように綱などで結んでおいたものが原型と考えられています。
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7.二級河川(にきゅうかせん)

 一級水系に指定された以外の水系に係る河川で、地域的にみて重要であると都道府県知事が指定した河川をいいます。二級河川の指定に当たっては、一級河川の場合と異なり、水系の指定は行われませんが、二級河川は、一級河川に指定された水系以外で指定されるため、一級河川と二級河川が同じ水系で混在することはありません。
 二級河川の管理は、都道府県知事が行います。
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8.二線堤(にせんてい)

 堤防を有する堤内地に更に築造される堤防のことを云います。万一、本堤が破堤した場合に、洪水氾濫の拡大を防ぎ被害を最小限にとどめる役割を果たします。
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9.200年に一度の降雨(にひゃくねんにいちどのこうう)

 統計上200年に一度に起こりうる規模の降雨のことで、淀川ではこの200年に一度の降雨は解析の結果302mm(流域平均2日雨量)としています。
 「○○年に一度の降雨」とは、現在までに得られた降雨記録に基づいて統計処理をして計算したもので、将来も同様な降雨分布が期待されるという前提があります。
  ですから、200年に一度の降雨量は、200年に1回の割合でそれを超えるような降雨量が発生することを意味し、200年のうちどの年も1/200(0.5%)の確率でその降雨量が生じることを意味します。超過確率が1/200年の降雨量は、一度発生すれば200年間は決して起こらないということではありません。計算すると、3分の1の人が一生の内に、200年に一度の洪水に遭遇することになります。
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10.法面(のりめん)

 堤防の勾配部分をいいます。川に面した方を「表法面」と云い、家屋や田畑に面した方を「裏法面」といいます。
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11.法面崩壊(のりめんほうかい)

盛土や切土の傾斜の表面を法面といい、その法面が雨水等により崩れることを法面崩落と言います。なお、河川堤防は土砂により盛られたところが多く、堤防の法面崩落が破堤等の災害の発生原因となるため、日常や洪水時の点検巡視が重要となります。
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堤防法面の崩落
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12.法面補強(のりめんほきょう)

 法面補強とは、地震や洪水が起こったとき、堤防が崩れるのを防ぐため、応急対策としてどのうやブルーシートで法面を保護したり、護岸の老朽化によりひび割れが生じている箇所を補修し、本来の機能を発揮できるようにすることです。
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