淀川水系整備計画策定に向けて
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20.琵琶湖総合開発事業・琵琶湖開発事業(びわこそうごうかいはつじぎょう・びわこかいはつじぎょう)

 琵琶湖総合開発特別措置法に基づいて、昭和47(1972)年から平成8(1996)年まで、25年間にわたって取り組まれた事業を「琵琶湖総合開発事業」といいます。
 その目的は、琵琶湖の自然環境の保全と水質の回復を図り(保全対策)、琵琶湖周辺などの洪水被害を軽減し(治水対策)、琵琶湖の水を有効に利用する(利水対策)というものでした。
  「琵琶湖開発事業」とは、琵琶湖総合開発事業のうち、水資源開発公団(現、水資源機構)が担当した琵琶湖治水、水資源開発に関する事業をさします。なお、それ以外の国・県・市町村が担当した地域整備などを「地域開発事業」といいます。
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21.貧酸素化現象(ひんさんそかげんしょう)

貧酸素化現象とは、ダム貯水池の底の水に含まれる酸素の量が少なくなる現象のことです。夏期においては、ダム貯水池表層の水は、日射により温められますが、底層の水は温まりにくいため、温度差が生じる水温躍層という現象がおきます。水温躍層ができると、貯水池内の水が鉛直方向に混ざりにくくなります。
底層部では、底に堆積している有機物等が分解される時に酸素が消費されます。しかし水が鉛直方向に混ざりにくい状況となっているため、表層の酸素が多く含まれた水がダムの底に供給されないため、酸素の量が減っていきます。
こういった状況においては、硫化水素臭(卵の腐った臭い)が発生することもあります。
グラフ
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22.富栄養化現象(ふえいようかげんしょう)

 閉鎖した湖等の水域において、窒素やリンなどを含む栄養塩類の濃度が増加することをいいます。肥沃な土壌や人間活動によって豊富な栄養塩類が流入してくるために大量の藻類が発生し、また、藻類の死骸が沈殿して堆積し、それが分解されるときに酸素を消費するので、しばしば底層水の溶存酸素(DO)が欠乏します。この様な現象を富栄養化現象といいます。
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23.富栄養化防止条例(ふえいようかぼうしじょうれい)

「富栄養化防止条例」は、「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」が正式名称で、昭和56年に制定され、昭和57年7月1日から施行されました。
 琵琶湖の富栄養化を防止するため、湖に流入する窒素・リンを減らすための総合的な対策を定めたもので、工場排水の窒素・リンを規制したのはこの条例が日本で初めてです。
(出典:滋賀県ホームページ)
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24.富栄養湖(ふえいようこ)

 湖沼やダム貯水池において、栄養塩類(リン,窒素など)の濃度が高くなることを富栄養化といいます。
 富栄養湖とは、富栄養化した湖沼のことであり、栄養塩濃度の目安は全リンにして0.02mg/l程度,全窒素にして0.15mg/l程度※です。
 富栄養湖では、生態系の一次生産者である植物プランクトンが異常に増殖し、上水道の取水やレジャーに悪影響を与えるとともに、有機物の増大により魚類等のへい死や魚種の変化を引き起こすことになります。
※「湖沼工学」岩佐義朗編著,山海堂
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25.フォローアップ(ふぉろーあっぷ)

 フォローアップとは、ある物事を徹底するために、その物事の展開を継続的に調査することをいいます。
 ここでのフォローアップ体制とは、水質管理を強化・徹底するため行っていく調査のための体制のことです。例えば油や化学物質等の流出事故が起こった場合などは、その要因分析、影響評価や対応策の効果の検証を行い、そこで得られた結果を平常時の監視体制へ反映する事などが考えられます。
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26.伏流水(ふくりゅうすい)

 伏流水とは河川の流水が河川周辺の砂礫(されき)層などの中を浸透して流れることを言います。なお、一般に伏流水は地中において濾過が行われるため、地表を流れる流水に比べて、水質がよく、濁りが少ないことが多いです。
 また、山間部に降った雨や雪とけ水が地中に浸透して流れることを指すこともあります。
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27.普通河川(ふつうかせん)

 公共の水流及び水面のうち、一級河川、二級河川又は準用河川のどれにも指定されない河川を一般的に普通河川といいます。一級河川等の上流や、流路延長の極めて短い小川等が該当します。
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28.振替水量(ふりかえすいりょう)

 水源の水位・水量の減少を抑制するため、別の水源からの流水に振り替えることです。
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29.ふるさと滋賀の風景を守り育てる条例(ふるさとしがのふうけいをまもりそだてるじょうれい)

 琵琶湖を中心とした水辺の環境をはじめ、背後に広がる田園、集落、市街地や周辺の山々、そして主要な道路や河川周辺の景観など、県土全体としての美しい景観形成を目的として、昭和59年7月「ふるさと滋賀の風景を守り育てる条例(風景条例)」が滋賀県で制定され、総合的な景観対策が推進されることになりました。

条例の概要
 風景条例の主な骨ぐみは次の4つの柱でできています。
  1. 地域、地区の指定による景観対策
  2. 大規模建築物等に対する景観対策
  3. 県民の自主的なまちづくりによる景観対策
  4. 市町村による地域の特性を生かした景観対策

景観形成の基本方針
 目指される景観像は、琵琶湖を中心に回遊しながら、豊かな生態系をもつ自然や風土に育まれた文化の魅力を存分に享受できるようなふるさと滋賀の風景です。
 そのため、風景条例に基づく既存の施策を更に展開し、地域の景観を守り育てていくことに加え、次の3つの景観回廊づくりに取組まれることになりました。  
◇水と緑の景観回廊◇
琵琶湖と湖辺の緑、河川とその周辺の河畔林、里山林や棚田、田園地域や山々を結び、これらが一体となった水と緑の景観回廊づくり。
◇歴史の景観回廊◇
古いまちなみや美しい文化遺産と地域の景観とが一体となった歴史の景観回廊づくり。
◇むらとまちの景観回廊◇
落ちついたたたずまいのある集落や、にぎわいのある魅力的な街を美しいみちで結ぶ、むらとまちの景観回廊づくり。
  これら3つの景観回廊づくりにより「水と緑とまちの景観回廊」を骨格とするふるさと滋賀の風景を目指しています。
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